2018年度の「ミスキャンパス」を大学構内で撮り下ろした『デジタル原色美女図鑑 ミスキャンパス大図鑑 平成FINAL』が25日(金)に発売される。東大、上智、青学、立教など、計8大学の才色兼備な女子大生が集結した電子写真集だ。
これまで、『週刊文春』は歴代のミスキャンパスに注目し、グラビアページで紹介してきた。平成最後を飾る8人を撮り下ろしたカメラマンと、元・週刊文春グラビアデスクの意見をもとに、大学のミスコンがこの30年でどのように変化してきたのか注目する。
増え続ける「○○賞」、薄れる“選ばれなかった”感
「今は、ミスキャンパスが選ばれる大会では候補者は基本ウェディングドレス姿ですね」(編集者Y)
現在、大学のミスコンではウェディングドレス着用が定着している。大会前は、候補者全員が白ワンピースや浴衣を着用してイベントに参加したり、動画配信したりする動きも。
昨年「ミス・アメリカ」や「ミス日本コンテスト」で議論を呼んだ水着審査は、大学のミスコンでは実施していない。
「今のミスコンで特徴的なのは、スポンサーがついていること。ウェディングドレスも、スポンサー企業のものが多いですよね。賞の数も増えて、“選ばれなかった”という感覚が薄れています」(カメラマンS)
昨年の東京大学駒場祭で行われたミスコンでも、「ソフトバンク賞」「Dorry Doll賞」「ブラデリス賞」などスポンサー賞の発表が続いた。西村若奈さんは、ミス東大の他に「理系ナビ賞」にも輝き、『理系ナビ』2018年冬号の表紙を飾っている。
ミス上智の佐久間みなみさんやミス青山の田本詩織さんは、グランプリの副賞として、スポンサーのリゼクリニックからテレビCM出演権を獲得した。