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長野の地酒とコシのある平打ち麺を楽しむ
まずは「晩酌セット」(980円)。好きなお酒2杯、お通し、その日のおつまみ1品がつく。川中島や大信州などの長野の地酒もある。
「ヒレカツのたまごとじ」(620円)、野沢菜と沖縄が出会ったような「野沢菜ちゃんぷる」(640円)などをいただいた後、〆にかけそばを注文した。
「かけそば」(480円)はたっぷりの熱いつゆに、麺が泳いでいる。そばはしっとりとコシのある平打ち麺。そういえば大塚の「冠着」、野沢温泉の「庄平そば」も平打ち麺だった。
つゆはかつお節を大量に使ってとった出汁と甘味の少ない返しを合わせたタイプで、化学調味料などは一切使っていないそうだ。
薬味にあげ玉とネギと口直しの野沢菜がついている。危うくつゆを飲みほしそうになってしまった。
友人が頼んだ「もりそば」(480円)は辛汁がすっきりして、冷たい平打ち麺によくあっている。麺に七味をかけていただくとまた旨みがぐーんとアップした。薬味の七味はもちろん善光寺の八幡屋磯五郎である。
そして、このもりそばの麺を小皿にとり、つまみの「野沢菜ちゃんぷる」を少しのせて「野沢菜ちゃんぷる和えそば」として食べたところ、この味が抜群にうまかった。
夜は比較的空いていて、ゆったりとした時間が流れているのがなんともうれしい。