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LINEカードはお得? まだ現金を使っている人のための「おすすめカード7選」

キャッシュレス新時代 消費税引き上げ前にカードを見直そう

2019/03/20
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買い物が好きな人は
タカシマヤセゾンカード
年会費無料。高島屋で買い物した場合の還元率は2%。年間の利用額に応じて1~3%プラスされる(食料品も1%付く)。一般加盟店は還元率1%。

マイラーは
JALカード
一般加盟店0.5%、 年会費(税込)2160円から。家族会員カードにすれば、家族のマイルも合算でき、効率的にマイルを貯めていける。年会費はかかるものの、付帯保険、ラウンジが無料で利用できるなどステージに応じた特典も。

 使い慣れたクレジットカードから新しい物に切り替えるのは一手間ですが、クレジットカード払いの固定費を見直すよい機会にもなります。サブスクリプションサービスが流行っている背景から、利用していないのに取られ続けているサービスは多いもの。毎月の明細に目を通すのはもちろん、年に1度はカードの見直しをするのもおすすめです。

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©iStock.com

いま還元率が低いカードでも、すぐに解約する必要はない

 この10年間、クレジットカードをウォッチしてきましたが、サービスを辞めた会社、ポイント還元率を改悪した会社、逆に新勢力として高還元率を付与する新たな勢力が出てきました。利用者が多く、高還元率を付与できるサービスは移り変わっていくので勢いのある勢力を利用して、賢くポイント還元を受けるのが手です。

 日本のクレジットカードは世界的に見ても、為替手数料のレートがよい(ポイントも貯まる)ので、海外で買い物をする際にも状況に応じて日本のカードを利用することがあります。他方で、日本のカードは不正使用などが起きやすい(海外のクレジットカードは暗証番号の桁数が多く、ネットショッピングも2重認証になっている場合も)ので明細にしっかり目を通して管理を怠らないようにしたいですね。

 消費増税に向け、今後新たな情報が続々と出てくるでしょう。政府のポイント還元制度は今年の10月から9ヶ月間。大手カード会社でも、三菱UFJニコス、三井住友カード、UCカード、JCBはポイント還元制度を利用する決済事業者になり、高還元率カードになる可能性があるので、焦ってすぐに解約するのは禁物です。情報を取捨選択し、増税前に現在利用しているカードを見直して賢くクレジットカードを選びたいものです。

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