◆パシフィック・リーグ◆

■北海道日本ハムファイターズ
「野球が見たくなるコラム」

【監督】
えのきどいちろう(3年連続3回目)
コラムニスト
 文系野球の新たな可能性を探して文春野球に参加。2年目は在野から新たな才能を発掘しながら優勝を果たした。3年目のテーマは「野球が見たくなるコラム」。何を仕掛けるか必見。

【選手】
斉藤こずゑ(2年連続2回目)
フリーアナウンサー
 昨年はルーキーながら首位打者を獲得したFのエース。北海道の名物番組「ファイターズDEナイト!!」の人気MC“こずねぇ”が2年目もラジオとコラムの融合で魅せる。

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青空百景(初出場)
ファイターズファン
 えのきど監督に発掘された昨年、代打で結果を残すと日本シリーズでも登板。今季レギュラーとして正式加入した。ミステリーマニア的視点でFの謎を解く。

●所信表明 えのきどいちろう監督
 日ハムチームは、「野球が見たくなるコラム」を目指したいと思います。それがいちばん大事だと思うんです。読んでくれた方が球場へ行きたくなる。テレビやラジオや動画配信にかじりつきたくなる。とにかく野球が好きになるコラムを目指したいと思います。

■千葉ロッテマリーンズ
「マウエ↑」

【監督】
梶原紀章(3年連続3回目)
千葉ロッテマリーンズ広報部チーフ
 昨年は掟破りの現役選手代打攻勢を仕掛けるも惜敗。絶対に負けてはいけない球団広報が2位に終わり捲土重来を期す。

【選手】
堀慶介(初出場)
ライター
 梶原監督がメディアの海から一本釣りしてきたポジティブマリーンズファンの権化。

●所信表明 梶原紀章監督
 チームと同じく上だけを目指します。とにかく上へ、上へ。目指すは1位です。そして自分もチームもアゲアゲで一年間を過ごしていきたいと思います。とにかく2019年はチーム状態がいい。そしてレアード、バルガスと待望の長距離砲を補強。さらに新人選手たちも粋のいいメンバーがそろっており、これまでの選手たちも脂がのってきているという印象で今年、優勝をしなくていつ優勝をするのかというほどチーム状態が良く雰囲気も最高です。ファン、チーム、フロント、そしてこのコラムとみんなでアゲアゲで、最高の一年にしましょう。チーム成績、マウエ↑、お客様満足度もマウエ↑、観客動員もマウエ↑、営業収益もマウエ↑、グッズ売り上げもマウエ↑、飲食売り上げもマウエ↑、ロッテ戦の視聴率もマウエ↑、情報発信量もマウエ↑、ツイッター、インスタグラムのフォロワー数もマウエ↑、YouTubeの再生回数もマウエ↑。とにかく、なにからなにまでマウエ↑です。チーム状態に負けないようにコラムも最初から最後まで絶好調で飛ばしていきますので、ぜひ読んでください。宜しくお願いします。それでは最後に5、4、3、2、1、マウエ↑

■オリックス・バファローズ
右脳と左脳のエンコントロ

【監督】
DOMI(3年連続3回目)
MEGASTOPPER/ロックミュージシャン
“エース復活”を命題にする今シーズン。調子のアップダウンをなくし、木村教授とタッグを組んでもう一度優勝を目指す。

【選手】
木村幹(2年連続2回目)
神戸大学アジア総合学術センター長
 昨年、朝鮮半島問題とオリックスを融合させた奇跡のコラムで世間を驚かせた朝鮮半島地域研究・比較政治学を専門とする大学教授。2年目も絶好調。

●所信表明 DOMI監督
 日本一優勝から遠ざかっている野球チーム ORIX Buffaoles。しかし我々文春野球のチームの方もそれを皮肉ってはいられなくなってきましたね。石の上にも3年と言いますが強固な基盤ならともかく「脇を彩る名物キャラ」に3年も甘んじる訳には行来ませんから。かつて、転がる石のようだと歌ったミュージシャンはノーベル賞を受賞しましたが、我々チームBsは上り坂を上に転がるローリングストーンのように今年こそてっぺん目指して風に吹かれてみようかと思います。

■東北楽天ゴールデンイーグルス
「熱くHOTに突き抜けろ!」

【監督】
かみじょうたけし(3年連続3回目)
松竹芸能
 1年目は3位も昨年は最下位に沈んだ。3年目を迎えた今季、オフの間の補強もないが、チームと共にある熱い気持ちが何よりの武器。

【選手】
河内一朗(2年連続2回目)
ラジオDJ/実況MC
 Rakuten.FM TOUHOKU名物のおにぎりDJ。選手の「リアル」を追いかけた旬のイーグルスをインサイドから抉る。昨年パ・リーグ最多勝。

●所信表明 かみじょうたけし監督
 文春野球コラム、ファンの皆様のおかげで個人的には3年目のシーズンを迎える事が出来ました。カワチイチロウ氏と共に今シーズンをどう闘って行くべきかを改めて考えました。ウチはホームランを量産できるでなし、安定して二桁勝てる訳でもなし、ランナーで出て揺さぶる技術もなし。ただ唯一勝負できるとすればケガで休む事のない強い身体と野球が好きだという熱い気持ちかなぁと。不器用かもしれないが熱くて熱くてバカにされるくらいに熱く、これまで以上に熱く、熱さの頂点で熱さの向こう側が見えるくらいに熱く闘える事ができればもしかしたらとんでもない事を起こせるかもしれないと信じて熱く熱く闘って行きたいと考えています。バカ熱く!

■福岡ソフトバンクホークス
「ライブ!」

【監督】
田尻耕太郎(2年連続2回目)
ライター
 福岡移転直後からホークスを追い掛け、ホークスひと筋18年、ホークスの生き字引が命題の日本一を狙う。

【選手】
上杉あずさ(2年連続2回目)
タレント/ライター
 タレントながらタマスタに通い、2軍3軍事情に精通する若鷹娘。昨年は始球式で念願の100キロを達成。野球コラムでも始球式でも女性タレント最強を目指す。

加藤淳也(2年連続2回目)
ラジオパーソナリティ/リポーター
 RKBホークス戦中継にてヤフオクドーム名物“5番ゲート中継”を担当するお祭りリポーター。筆でもホークスを盛り上げる。

●所信表明 田尻耕太郎監督
 昨季に引き続き、文春野球・福岡ソフトバンクホークスの監督を務めさせていただくことになりました田尻耕太郎です。昨季は「最下位からの躍進」を誓いながら2年連続Bクラスの4位。責任を痛感し身を引くことも考えましたが、村瀬コミッショナーをはじめ温かい慰留の言葉を頂戴し「これで断ったら九州男児とは言えんバイ」と再度立ち上がることに致しました。今季のチームスローガンは「ライブ!」。僕らホークスの強みは現場に行き、チームや首脳陣、選手、ファンの皆様と直に接する中で生まれたコラムばかりです。一度や二度ではなく、何度も何度も足を運びます。だからこそ分かること感じること、そのライブ感を大切に、読者の方々にもその現場の温度をお伝えしていきたいと思っております。今季は1つでも順位を上に、Aクラス……いや、今は「優勝」と言わなければいけないでしょう! 温かいご声援、熱いHITをよろしくお願いします。

■埼玉西武ライオンズ
「俺達も山賊」

【監督代行】
中島大輔(初出場)
ライター
 前任の中川充四郎氏が「彼であれば」と監督を託した本格派野球ライター。山賊の如く荒々しく打ちまくり、西武王国の復権を成し遂げる。

【選手】
上岡真里江(2年連続2回目)
ライター
 昨年後半にHITを打つコツを掴んだか。確実に急所を打ち抜く選手取材コラムで魅せる狭山のマリリン。

フモフモ編集長(初出場)
プロフェッショナル・スポーツ・ブロガー
 スポーツを見るもの語る者。ブログの世界で圧倒的な足跡を残してきた狭山の国の王子さま、フモフモ編集長がついに参戦!

●所信表明 中島大輔監督代行
 文春野球に参加する理由は、野球の面白さを広く伝えるチャンスと考えたからだ。チームマネジメントの役割を担うが、肩書きは「監督」ではなく「監督代行」。その理由は、プロ野球でも高校野球でも、中学野球や学童野球でも、監督が必要以上にスポットライトを浴び、相対的に選手たちから“何か”が奪われているように感じるからだ。

 幸いにも今季の文春・西武には、現場主義のライター・上岡真里江氏、独特の切り口で斬りまくるフモフモ編集長という頼もしい山賊がいる。また、昨季の代打起用が12球団で最も少なかった本家・西武とは異なり、文春・西武では代打を積極的に起用するつもりだ。本家・西武同様、投手力にはある程度目をつぶり、山賊打線が打ちまくる!