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柴田阿弥 なぜ彼女はSKE48からフリーアナウンサーの道を選んだのか

 AKB総選挙の最高位15位。選抜メンバーにも選ばれたことがある柴田阿弥がSKE48を卒業したのは2016年だった。次に選んだ場所は、フリーアナウンサーの道。セント・フォースに所属し、地上波、ネットなど多くの媒体で活躍中だ。4月からは生放送情報番組『チャント!』(CBCテレビ)の火・水曜サブキャスターを務めるなど活動の幅を広げている。なぜ彼女は、アイドルからキャスターの道を選んだのだろうか?

柴田阿弥 お待たせ!【デジタル原色美女図鑑】より ©文藝春秋
柴田阿弥 お待たせ!【デジタル原色美女図鑑】より ©文藝春秋

――SKEからフリーのキャスターに。どんな決断があったのでしょう?

柴田 辞める1年前に決めて準備していました。一人で働いてみたくなったんです。もともと団体行動は苦手で。

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 その時は、初めて総選挙でAKB48選抜に入った年だったので、もう一度入らないとマグレと思われるだろうからとそれを目標にして、大学も卒業しなくてはと。新しい決断を突然思いつくのですが、その準備は周到にやるタイプですね。仲のいいマネージャーさんにだけ辞めることを伝えてました。

柴田阿弥 お待たせ!【デジタル原色美女図鑑】より ©文藝春秋

 アイドル時代は朝9時から夜9時まで休憩なしに握手会をしたり、体力勝負でハードでしたが、それがあるからこそ、今の自分やお仕事があるわけですし。
 今年はAKB総選挙がないのは残念ですね。私の人生はそこで変わりましたから。今年にかけてる子もいたはずなのに。