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55歳となられた雅子さまは、少しずつではあるのだろうが、ご体調は上向きで回復に向かわれているように拝察している。お出ましが増えてきた現在でもなお、90年代からお召しになっているスーツを直されて、大切に愛用されているようだ。
近頃は、お足元を拝見すると、これまでは黒やベージュの革素材のパンプスが多かったのに対して、ベルベットやサテン地のように見える色とりどりのパンプスをお召しになる機会も増えたように思うし、ホワイトやボルドーなどが“雅子さまカラー”として、しっくりとご自身に馴染んできていると言える。今後、皇后陛下として求められる美しさを、雅子さまはどのようにして探究してゆかれるのだろうか。