初めて文春野球に参戦させていただきます! プロ入り8年目の歌手、河野万里奈です! 物心がついたときから甲子園に通い、今では週1で各球場に足を運ぶ、12球団箱推しの野球大好き人間です。そして鳥谷チルドレンです。
さて、わたしにとって野球選手はリスペクトの対象。ただ「野球選手」とひとくくりに言っても、それぞれ違う魅力がある。だから、今回は勝手にランキング(河野調べ)を作って、勝手に全員1位にして、勝手に表彰しました。文字数が爆裂に超過してしまったため泣く泣く野手8名様のみ公開となります。なにせただのオタクなので主観を垂れ流しておりますが、皆様がより選手を愛する一助となれましたら幸いです。
勝手にタイガースアワード
「虎の宮城リョータ」ランキング1位:近本光司
期待の新人コンビ「キナチカ」の「チカ」。気が付けば当たり前のように塁に出ている。それもそのはず2001年に赤星氏が記録した「阪神の新人連続試合安打記録」を早くも塗り替えたのだ。打ちも打ったり、走りも走ったり。5月1日広島戦では、逆転打を放った上に三盗を含む3つの盗塁までキメた。
漫画『SLAM DUNK』で湘北高校に「スピードと感性」を与えたのは宮城リョータだが、今年の阪神にそれをもたらしたのは近本光司。宮城リョータ~好青年ver.~。入団してくださった感謝とともに、勝手に表彰させていただきます!
「虎のカルシウム」ランキング1位:大山悠輔
彼の微笑はどんな怒りをも鎮める。よく「イライラしたらカルシウムを取れ」と言うが、大山選手の微笑にはそれと同じ効能が期待される(河野調べ)。
また、やはり大山選手が4番打者として覚醒することによって阪神の打線は圧倒的に「骨太」になる。そういう意味でも「虎のカルシウム」。2本塁打含む4打点を挙げた4月18日ヤクルト戦、先制アーチを描いた4月29日中日戦、サヨナラ2塁打を放った5月3日DeNA戦、我々は大山悠輔に夢を見た。ファンの心を癒し、阪神打線の骨密度を一手に担う大山選手のカルシウムっぷりを、激励表彰したいと思います!
「名は体を表す」ランキング1位:上本博紀
ニックネーム「ウエポン(weapon=武器)」とはよく言ったもので、あのミサイルのような打球は173cmの身体から発射されているとは思えない。5月3日の同点ホームランは象徴的だった。ちょうど去年の今頃炸裂していた上本選手の輝きは、ファンの心に色褪せない期待としてこびりついているだろう。今季もまだまだこんなものじゃないぞ、というウエポン大暴れ祈願も込めて表彰させていただきます!
糸原選手を好きすぎランキング1位:福留孝介
阪神公式インスタの練習風景に糸原選手が載っていると、近くにドメさんが写り込んでいる印象強し。5月1日のお立ち台には秋山投手とともに二人が上がったが、案の定イジり合いが始まる。昨年のファン感謝デーでもペアを組みウフウフと楽しそうにゴルフ対決をしていた。糸原選手の隣にいるときのドメさんは一段と頬が緩んでいて幸せそう……「イジってくれ」オーラすら感じるときがある……(河野調べ)。
ご自身より15歳も年下でありながらキャプテンを引き継いだ若武者への特別な想いがあるのだろうか。NPB通算1000打点などの記録でも、若手育成でも、阪神に財産を残してくださるドメさんを称えます!