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清田育宏、好調の秘密はロッテが作った”究極のガム”にあった!?

文春野球コラム ペナントレース2019

2019/05/28

 4試合連続本塁打を放つなど今季、好調を維持しているのが千葉ロッテマリーンズで3番に座る清田育宏外野手だ。15年には130試合に出場して打率.317、15本塁打、67打点を挙げるなど大活躍を見せたがその後、3年間はなかなか思うような結果を出せずに苦しんだ。しかし、今年は15年を彷彿させる打撃でチームの勝利に貢献し続けている。

5月27日現在、規定打席未到達ながら打率.351と好調を維持している清田育宏 ©文藝春秋

好調の要因は“究極のガム”

 そんなマリーンズの背番号「1」の好調の要因の一つにロッテらしい理由があった。ガムである。今季、ガムを好んで噛む一軍選手にはロッテの中央研究所「噛むこと研究室」のバックアップの下、その選手のリクエストに応じた専用のガムを提供している。

 これは東京歯科大学口腔健康科学講座スポーツ歯学研究室の武田友孝教授監修の下、中央研究所が作りだしたもので一般市販向けガムではない。選手のためだけにわざわざ作られた究極の一品だ。本人たちにヒヤリングしながら作った清田モデルは少し硬めの噛みやすいミニ板タイプ爽やかなジューシー感がたまらないグレープフルーツ味。本来の主目的は噛む事による咀嚼筋をトレーニングするものだが、清田には、いいリフレッシュ効果もあるようだ。

専用ガムを手に持つ清田育宏 ©梶原紀章

「一番はリフレッシュですね。ボクは練習中も試合中の守っている時も攻撃の時も噛んでいます。緊張し過ぎてしまうタイプなので、口の中でガムを噛む事で力みがとれる感じがある。口の中のストレッチという感じにもなっています。今年は自分のお気に入りの味と硬さで作ってもらったので、なおさらリフレッシュできています」

 清田はガム効果をそのように話す。噛みだしたのはプロに入ってから。千葉ロッテマリーンズでは、ベンチにガムが常備されていることから自然と噛む習慣がついた。今では野球をやっている時もプライベートでも欠かせない。愛車の中にはボトルタイプのガムを常備し、ドライブ中に噛むのが楽しみだ。