TwitterやFacebook、Instagramなど、普段使っているSNSを開こうとしたところ、なぜか開けない、ということがよくあります。またメールが送れなかったり、グループウェアに接続できなかったり、あるいはDAZNなどスポーツ中継サイトが肝心なところで観られなくなることもあります。

「自分だけ?」それとも「サーバダウン?」

 サーバがダウンしていると早とちりして大騒ぎしたところ、実は自分のネットワークの具合が悪いだけで、ほかの人はみんな問題なくアクセスできていて恥ずかしい思いをした、そんな経験のある人もいるのではないでしょうか。

 実際、アクセスしてみて「いつもの画面が表示されない」というだけで、それが自分だけに起こっている問題なのか否かを特定するのは、なかなか難しいものです。こうした場合に役立つのが、今回紹介する「ダウンディテクター(Downdetector)」というサイトです。
https://downdetector.jp/

ADVERTISEMENT

ダウンディテクター(https://downdetector.jp/)。独立系の企業が運営するサービスで、日本語版は国内で高いシェアを持つ80以上のサービスを網羅しています

DAZN、Twitter、インスタなど80以上のサービスをチェックできる

 このサイトは、著名なSNSやポータルサイト、グループウェア、ゲーム、動画配信サービス、ECサイト、銀行などのオンラインサービスや各種クラウドサービスなど80を超えるサイトやサービスについて、SNSの口コミを常時チェック。それらへの言及数が基準値を超えると、サーバに異常が発生しているとみなし、アラートを表示する仕組みです。

日本国内でよく使われている80以上のサービスや企業サイトが登録されています

 つまり、もし普段使っているサービスにアクセスできない場合、このサイトにアクセスすることで、同じ目に遭っている人がどのくらいいるのか、またどのくらいの範囲でそうした状況が発生しているのかを確認できるというわけです。

 逆にそうした人がまったくいなければ、「アクセス先が間違っている」「有料サービスの期限が切れて弾かれている」など、個人的な問題である可能性が高いことになります。あるいは相手のサービスから、アクセス拒否を食らっているのかもしれません。