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文春野球「コミッショナーだより」5月号

文春野球コラム ペナントレース2019

2019/05/10
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3、おしえて監督10問10答  第1回東京ヤクルト 長谷川晶一監督

 さて、今回からはじまります、各チームの監督さんの戦略・考えをより読者の方に知ってもらうための“10問10答”のコーナーです。第1回は昨年、ありとあらゆる手段を講じて野球コラム日本一の栄冠を手にした、文春野球東京ヤクルトスワローズ監督の長谷川晶一さんにお聞きします。

 以下、10問の質問です。

Q1 今年の文春ヤクルトはどんなチーム?
 ファン歴40年のオッサンライターによる個人チーム。

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Q2 チームスローガン「徒手空拳の3年目!」について
 豪華メンバーに支えられた昨年を経て、「今年は一人で頑張るぞ」という意気込みで始めたものの、いざ開幕してみると、改めて「一人なんだな」と、シミジミ感じています。咳をしてもひとり。

Q3 現在の順位(2位)について
 順調な滑り出し、昨年はみんなで勝ち取ったHIT数であり、日本一だったけど、今年は「すべて自分一人」ということで、より読者の方に感謝しています。

Q4 原稿を書く時に意識していることは?
 今年は完全に個人チームなので、誰に気兼ねすることなく、そのときどきの「書きたいこと」を素直に書くようにしています。

Q5 気になるチーム・人は?
 カルロス矢吹さんの視点、発想はとても面白いです。もちろん、誰にも真似のできない西澤さん、オギリマさんのコラムは毎回楽しみです。

Q6 今年、試してみたいこと
 黒田創さんのように、個人的な思い入れたっぷりの「80年代(90年代)回顧モノ」を何本か書きたいです。

Q7 代打で狙っている人
 いません。

Q8 今季の目標
 ペナントレースを無事に乗り切ること。

Q9 HITとは◯◯◯◯である
 読者の方とのコミュニケーションツール。

Q10 読者の方へ
 豪華執筆陣だった昨年と比べて、今年は地味でスミマセン。でも、個人的には過去3年間で最も楽しいシーズンです。これからも一人で書き続けるつもりです。どうぞ、さらなるご愛顧を!

4、新人さんいらっしゃい!  第1回 広島東洋カープ編

 今季から加わった新たなコラムニストさんの横顔を紹介するコーナーです。文春野球では選手名鑑も作っているのですが、読者の方にはあまり見つけられていないともちきりの神秘の図鑑になっているようなので、ここに無理矢理引っ張り出させていただきます。第1回は逆襲を誓って強力な3名が新たに加わった広島東洋カープからです。

78 坂上 俊次(さかうえ・しゅんじ)

“喋って、書けて、企める 三拍子揃ったアナウンサー”

 

カープ実況アナウンサー
1975年12月21日生/兵庫県
①明星高-関西学院大学-中国放送②実況01年5月5日(広島-阪神戦)、執筆04年2月『広島アスリートマガジン』③実況放送で培った声に出しても読みやすい文章④『カープ魂 33の人生訓』、『優勝請負人1,2』⑤JNN・JRNアノンシスト賞スポーツ実況部門優秀賞(04、06年)第5回広島本大賞⑥浅井樹、下水流昂⑦18年7月20日対巨人戦⑧人生は、運と出会いと、多少の工夫(三村敏之)⑨桝本壮志さん⑩連載の単行本化、既刊本の文庫化、出版のオファー拡大、カープ優勝実況⑪カープを見守り続けて20年。書き言葉と話し言葉の二刀流で悲願の文春野球制覇を狙う。

坂上俊次さんから
「文春コラムの難しさ=野球というスポーツの奥深さだと痛感しています。どこにドラマがあるかわからない! そんな、奥深い野球と文春野球の迷路にしっかりはまり込みたいと思います」

10 桝本 壮志(ますもと・そうし)

“1万点カープグッズ収集家”

 

放送作家
1975年7月8日生/広島県
①広島商高-放送作家②98年『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ)③偏愛考察④著書に『鯉のはなシアター』(ザメディアジョン)、『変愛野球論~9年間タダで書き続けたあるTV作家のCARPコラム!~』(サンフィールド)⑤2018年広島国際映画祭グランプリ(映画『鯉のはなシアター』)⑥石本秀一⑦86年10月13日対ヤクルト戦⑧『球団が日本一を目指すならファンの姿勢も日本一たれ』⑨昨日のカープと昨日の自分⑩この仕事を受けたことを後悔しない⑪担当番組17本の人気放送作家でTV家畜が文春野球に参戦。今年の結婚は諦めた。

桝本壮志さんから
「まるで舞台の様にHITによるリアルタイム評価やVS構造による勝敗がダイレクトに感じられます。これは物書きにとって貴重な体験ですし面白味です」

70 ガル憎(がるぞう)

“赤い心の廣島魂”

 

パチスロライター
1974年1月4日生/広島県
①工業高校-広告会社-上京-フリーター-フリーライター②95年『パチスロ必勝ガイド』3月号「91時間バトル」③気持ちで押し切る④THE MAD PACHI-SLOT BROTHER’S⑤白夜書房・ガイドワークス「〆切を守るライター10傑」に毎年入賞(推定)⑥前田智徳⑦07年9月1日対中日戦⑧廣島魂⑨村瀬秀信⑩2割8分5厘⑪髪は金髪、心は赤く。パチスロ雑誌の原稿にもカープ話をねじこみ続けて幾十年。ついに念願のグラウンドに立つときが来た。自身がデザインした「廣島魂」のTシャツは現役選手をはじめ多くの著名人が愛用。ホールの皆が応援している。熱く、泥臭く、赤めに喰らいつく。

ガル憎さんから
「文春=文藝春秋、文藝春秋=日本スポーツ雑誌の頂点「Number」。別枠のオンライン企画とは言え、その血を受け継ぐ舞台で野球に関することを書く日が来るなんて、先祖を何代さかのぼっても想像できるものではありません。完全なる他業種で情熱型フリーライターとして生きて20数年。この「第2のライター人生」を迎えたような緊張感、幸福感、責任感。今後も、唯一の武器である「情熱」でどこまで行けるか試させてください」

5、イベント 7月11日『文春野球コラム2019 前半戦を振り返る』開催決定

 今年もやります。プロ野球オールスター開催前日の7月11日(木)19時30分より、毎年恒例、渋谷LOFT9 Shibuyaで文春野球コラムペナントレース2019のイベントを行います。乞うご期待。

2019年7月11日(木)
OPEN 18:30 / START 19:30

前売券など詳細は後日発表

 以上、文春野球コラムペナントレースコミッショナーだより5月号でした。来月はいよいよ「セ・パ交流戦」ですね。今年も毎年恒例“指名対決制度”を取り入れる予定です。そちらもお楽しみに。

 それではまた来月のコミッショナーだよりでお会いしましょう。引き続き文春野球をよろしくお願い致します。

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