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唯一、「エーッ」て思った行き先は

――いつも行き先はサプライズなんですか?

濱家 そうですね。車中で初めてどこ行くのか聞く。

――「エーッ」みたいな場所の時もあります?

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濱家 いや、僕ら東京を詳しく知らないんで、どこ行きますって言われても、あんまりピンとはきてない。

山内 局長の地元の時だけ「エーッ」て。

濱家 (笑)。吉祥寺な。

山内 吉祥寺。赤坂からけっこう時間かけて行って、局長が前住んでた家、知り合いのご飯屋さん……。

伝説の「局長回」を語る山内さん

濱家 遠征したわりには用意してたものが薄かったっていう。局長回。

たけしさんの『ウルトラクイズ』とかが好きだった人なのかな

――局長が、近鉄バファローズの帽子をかぶってアテンドした回(2018年10月24日放送)ですね(笑)。ところで、なんでもこのラジオは60代女性の圧倒的支持を受けているとか。

濱家 そうなんですよ! レーティング取って、60代女性と20代男性が、それぞれ1位。60代女性!?って思ってたんですけど、この間奈良に営業行ったら「60代リスナーです。写真もちゃんと送ったんですけど、いまいち信じてもらえなかったんですが、私です」っていう人が来てくれた。すごい層を拾ってきたんだなって。僕ら15年の間に。

――60代の女性を惹きつける秘訣はなんでしょうか。

山内 惹きつけようとしてないんです。勝手に来てるだけ(笑)。ああでも、バラエティーが大好きだった女性なのかな。たけしさんの『ウルトラクイズ』とか、ああいう過激な感じのが大好きだった方たち。

――昭和のバラエティーを見て育ってきた。

山内 好感度とか気にせずやってるっていうのが好きな、ほんまお笑いクレイジーな。

濱家 ほんま品のないラジオなんで(笑)。品という品がない。その辺があれなんですかね、付いてこれる人は。

――お二人自身はそんなに気にされてはないですか? 好感度。

濱家 好感度のタイプじゃない(笑)。

「好感度は狙ってません」(濱家)

山内 テレビでは気にするんですけど、ラジオを全く聴かずに育ったんですよ。だから、ラジオって聴いてる人いるのかなと思いながら。

濱家 失礼やろ。天下のTBSラジオに(笑)。

山内 だから特に、ラジオは何言ってもいいっていう認識のもとにやってるので。

濱家 まぁ、僕ら今収録でやらせてもらってて、生じゃないんで。好き放題しゃべってるのが好きって人が居てくれるんだろうなとは思いますけど。