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――確かにラジオが身近になければ、ラジオって何なんだろうって思うかもしれない。

山内 そうなんですよ。今はradikoあるから手軽ですけど、前はラジカセとかでメッチャ好きなやつが聴いてるイメージやったんです。僕は島根育ちなんで。あと、おかんが料理しながら聴いてるぐらいの感じ。だから、今ちょっとラジオも変わってきてるのかなと。

まじめな表情の山内さん

濱家 僕も芸人になって自分がラジオをやらせてもらえるようになってから聴くようになった。僕もラジオで育ってきてはないな。だから二人ともあんまり意識せずに何でもしゃべってる感じはありますね。

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『かまいたちのヘイ!タクシー!』はずっと一番楽しい仕事

――芸人さん、ラジオ好きな方多いですよね。

濱家 もうね、やってる分にはメチャクチャ楽しい。もう1年やらせていただいているんですけど、『かまいたちのヘイ!タクシー!』はずっと一番楽しい仕事。ほんとそこでバランス保ててるというか。二人のいちばん素の部分が出るのがこのラジオなんで。

――先ほどスタッフさんが「たぶんラジオのこと質問したら悪口しか出てこないと思います」っておっしゃってました。

濱家 悪口は別に全然、な?

山内 悪口じゃないです。ただ、ラジオを下に見てる。

濱家 それが悪口(笑)。

 

山内 位置づけが下です。

濱家 悪口より悪い、それは。

山内 テレビ、ネット、ラジオの順。

濱家 山内がこういうこと言うたびに、僕はほんまにひやひやしてるんです。あとで「いや、嘘ですよ」って言わへんとあかんかなとか。

毒蝮三太夫的なことかもしれませんね

――15年の間、ずっとそういう感じですか? ひやひや感。

濱家 そうです。山内ってあんまり嘘つかへんやつなんで。のちのち自分でフォローも入れへんし、何より目がキマッてるんで。だから、その辺のフォローは僕が一応ちゃんと。「ほんまは思ってないですよ」っていうのは言って。

――もしかしたらそういうところに60代女性は惹かれるのかもしれません。

山内 毒蝮三太夫的なことかもしれませんね。

濱家 綾小路きみまろさんと。

――ちゃんとTBSラジオに合わせたチョイスを。