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夜の宮中晩餐会は、甘すぎないスタイルで

 そして、夜の宮中晩餐会のドレスはゴージャスに。両陛下が皇居・乾門を通過される時、雅子さまが気品のあるレースのお召し物を選ばれたことが、沿道からでもわかった。ショールカラーのシースルージャケットに、ノースリーブのドレスをお召しになっていた。エレガントなレースをジャケットで取り入れられたことで、甘すぎないスタイルをお作りになっていて、とてもよくお似合いだったと思う。雅子さまは16年ぶりに、食後にお茶などを飲みながら歓談する後席(こうせき)にもお出ましになった。

宮中晩餐会であいさつされる天皇陛下 宮内庁提供

 両陛下は、まだ赤坂御用地内にお住まいのため、皇居での行事にいらっしゃる場合は、車両で移動されている。皇居・宮殿の「豊明殿」で開かれた宮中晩餐会に際して、両陛下や多くの皇族方は乾門をお使いになったのだが、なぜか秋篠宮ご一家は半蔵門をお使いになったようだ。乾門にはより多くの報道陣が集まっていたことも理由の一つだったのかもしれない。

天皇皇后両陛下 ©ロイター/AFLO

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 翌朝、5月28日に両陛下はトランプ大統領夫妻に別れのあいさつをされるため、宿泊先のパレスホテルを訪れられた。この日は、光沢感のある青みがかったホワイトのスーツをお召しになった雅子さま。ビビッドカラーではなくホワイトを連日選ばれたのは、初夏の陽気に涼やかさを演出されようというお気遣いもおありだったのだろうか。