キンプリの渋谷・大型ポスター広告にはファンが殺到
ファンクラブ会員数も、デビュー8年のSexy Zoneを、King & Princeはわずか数カ月で抜いたという。
「今年3月には、渋谷駅の地下通路にキンプリが出演する広告『Yahoo!きせかえ』の大型ポスターが掲出されたのですが、写真を撮るために連日多くのファンが押し寄せ、警備員が配置されたほどでした。
実は、その前の週、まったく同じ場所にSexy Zoneの新アルバム『PAGES』の広告が掲出されたのですが、駆け付けたファンの数は少なかった」(前出・テレビ局関係者)
このアルバムにも療養中の松島は参加していない。
精神的に追い詰められているSexy Zone
「マリウスもそろそろ限界です。アイドルをやっている自分は本当の自分ではないと、彼はずっと悩んでいます。昨年の『24時間テレビ』が終わった後、『ジャニーズを辞めたい』と泣きながら関係者に訴えたのは、事務所の中でも話題になりました。
菊池、中島、佐藤も苛立ちを抑えられないようで、昨年末から今年にかけて、自分のポジションをハッキリさせてほしい、と事務所の人間に不満をぶつけていた。本人たちは必死なのでしょうが、菊池と中島などは態度が悪いと幹部から怒られたこともある。特に、菊池はかなり不機嫌でした」(ジャニーズ事務所関係者)
5月に文春オンラインで公開した「ジャニーズチケット相場ランク」では、「ギリギリ利益を出せる」6位だったSexy Zone。
Sexy Zoneが平均年齢14.2歳という事務所史上最年少での華麗なるデビューを果たしたのは8年前。マイケル・ジャクソンの“男らしいセクシーさ”をイメージした、ジャニー喜多川社長肝煎りのグループだった。お披露目の舞台で、バラの花を手に佐藤勝利は「日本中に名前を知らしめたい」と述べていた。
彼らは、苦悩を突き抜けて歓喜のZONEに至ることはできるのだろうか。
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