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Q2.1万円札にふさわしい人物は誰ですか?――“レジェンド”聖徳太子が貫禄の1位

「文春オンライン」メルマガ会員アンケートより(投票総数663票)

 トップはお札界の“永遠のセンター”といってもいい聖徳太子。2位を大きく引き離す89票を集めた。

「やはり遠く離れた歴史上の偉人の方がよい。福沢諭吉や渋沢栄一のような近世の功労者は、企業や学閥や文壇などの色がついていて、紙幣に有難みが無い」(53・男)

「子供の頃の記憶では、高額なのはもちろん、聖徳太子の神々しさが更に1万円札の価値を上げていた」(52・男)

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「永遠に聖徳太子のままで良かったのではないか。1万円札の永遠のアイコンであると思う」(48・男)

「高額紙幣はやはり聖徳太子しか居ない」(71・男)

 さすが聖徳太子、中高年層を中心に抜群の信頼感だ。

 2位は“前任者”の福沢諭吉。なじみがある、という意見が大勢を占めた。

「偽造防止という刷新理由からすると、人物の変更まで必要ないのでは? デザインを変えるだけで充分と考える」(60・男)

「ずっと諭吉だったので諭吉以外になると違和感」(34・女)

「諭吉さんの顔みるとお金持ちの気分になる」(42・女)

 3位は2位と1票差で坂本龍馬。

「知名度もあり、日本人はみんな好きだから」(35・女)

「誰もが認める日本史の英雄だから」(49・男)

「紙幣にプレミアがつきそうなので」(46・女)

 今回選ばれた渋沢栄一は惜しくも4位。ここでランキング外の少数意見も見てみよう。

キティちゃん「世界中で認識されていて、ほしくなる人が世界中にいそう」(55・男)

鉄腕アトム「麻生さんが喜びそう」(60・女)

スカイツリー「人物より日本を、象徴する建造物の方がいいと思う」(34・男)