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Q3.5000円札にふさわしい人物は誰ですか?――女性がベスト3を独占

「文春オンライン」メルマガ会員アンケートより(投票総数663票)

 5000円札は前回の改刷で、日本銀行券の表面の肖像としては初の女性となる樋口一葉が選ばれた。そのイメージが強いのか、このアンケートでも女性がベスト3を独占。トップは与謝野晶子だった。

「時代の先端を行っていた女性だと思うから」(40・女)

「作家としても有名で、日本初の男女共学校『文化学院』の設立者でもあるから」(26・女)

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「樋口一葉の次なら、与謝野晶子もありだったと思う」(46・男)

 2位にはトップと2票差で今回選ばれた津田梅子が入った。

「津田梅子で良い。女子教育の先駆者であり文句なし」(73・男)

「高等教育の基盤を作った方だから。女性の紙幣はうれしい」(58・女)

「今、政治、経済、教育などあらゆる分野で、女性の力が必要とされており、女性能力向上の礎を築いた津田梅子がベストな人だと思う」(78・男)

 3位は芸能の世界から美空ひばりが票を集めた。

「昭和最高の歌姫なので」(43・男)

「芸能界の人物がお札に採用されても良いと思うが、もし選ばれるなら美空ひばりだと思う」(52・男)

「戦後の苦しいかったであろう時代に、人々を楽しませたと思うので」(50・女)

 5000円札の少数意見も見てみよう。

花咲かじいさん「お金をどっさりというイメージがいいし、外国人に日本の民話を説明できる。また日本の子供に民話を親しく感じさせる」(80・女)