「これからも妻とこのような登山の楽しみを」と綴られた天皇

 さらにこのエッセイの中で、

〈最近、私は妻と東京都の最高峰雲取山に登った。山は冬の装いを呈し、吹きつける風は冷たかったが、すばらしい眺望に恵まれた。この山は一五年前にも登っているが、山頂から重畳たる四方の山々を望み、登山の醍醐味を改めて感じた。また、ふたりでこの光景を目の当たりにし、東京奥深くの晩秋の自然に接することができた喜びも味わった。私は、これからも妻とこのような登山の楽しみを見出せたらと思う。〉

1998年5月、那須岳で登山を楽しまれた ©文藝春秋

 と雅子さまとの登山の思い出についても綴られた。昨年は「山と渓谷」(2018年8月号)にご自身で撮影された山岳写真が掲載され、見事な腕前を披露されている。

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