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楽天の永遠のテーマ “右の和製大砲”候補

 続きましては楽天イーグルスの永遠のテーマになりつつあります右の和製大砲だ。ここには履正社の井上広大を推したい。準決勝まで5試合で4割2分9厘、2本塁打、11打点も立派だが、187センチ94キロという恵まれた体格から放たれる打球スピードは智弁学園時代の岡本和真を思い出させる。とにかくこのサイズは才能なのでぜひ獲得してほしい。

 最後はやはりピッチャーは選んでおきたい。智弁和歌山の池田陽佑や八戸学院光星の山田怜卓、旭川大の能登嵩都などたくさん好素材はいたが、やはり星稜の奥川恭伸がズバ抜けていた。とくに智弁和歌山戦は圧巻、14イニングを投げ165球という異常な球数の少なさにもかかわらず、三振が23個と非常に多かった。つまりバッターは追い込まれたら打てないと、勝負を早くするも結局前に飛ばないため追い込まれ三振のパターンだ。そして一番驚いたのは14イニングのストレートの平均球速が150キロを越えていた事、まるで万全の則本投手や千賀投手の球を見ているようだ。プロ野球選手として即ローテーションに入ってきても勝てるピッチャーだろう。他にも静岡の左腕松本蓮投手(背番号11)は負けはしたが初戦で好リリーフを見せた。ストレートは130キロそこそこだが腕の振りがストレートと変化球で全く変わらない。スピード競争の昨今、近江の林優樹やこういうピッチャーの成長は楽しみでならない。現在まだ2年生だが将来辛島航投手のようになってほしいと思った選手である。

 さぁ、この中の何人がこの秋指名されるのか! そして楽天イーグルスに入団してくれる選手は果たしているのか! とりあえず志望届出しといてほしーなー!

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