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皇后雅子さまがメラニア夫人と“通訳なし”で話した「15分間」の舞台裏

貴重な「米ソ体験」が活きた雅子さまの“外交デビュー”を分析

2019/08/27

 このところ、皇后・雅子さまの存在感が増している。皇太子妃時代よりもいっそう輝く笑顔で精力的にご公務に臨まれている雅子さまの姿に、多くの国民が胸を打たれていることだろう。

 令和になって約4カ月――。雅子さまのご心境には、一体どのような変化があったのだろうか。『皇后雅子さま物語』の著書があるジャーナリスト・友納尚子氏が「文藝春秋」8月号で、その舞台裏をレポートした。

麻布保育園で ©JMPA

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「令和」となって、2カ月が過ぎた。

 天皇皇后両陛下のご公務も本格的に始動し、皇后雅子さまが療養中であることを忘れてしまいそうになるほどご活動は広がっている。

 即位前から令和初の国賓として注目されていたドナルド・トランプ米大統領夫妻の来日は、即位の約1カ月後だった。この大きなイベントのホスト役を無事にお務めになるため、皇后雅子さまは万全の準備をされていた。

宮内庁提供

 例えば、メラニア夫人が東欧スロベニア出身で、両親ともども米国市民になったことを確認され、米国とスロベニアの歴史書を改めて紐解かれたといわれる。「新たに知識を得るチャンスをいただいた」と周囲に語り、前向きなご様子で準備をされていたと宮内庁関係者は明かす。