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ドラゴンズ「10大どうでもいいニュース」2019秋

文春野球コラム ペナントレース2019

2019/09/19
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後輩のプロ初勝利祝いに「純白の地下足袋」

(5)亀澤恭平、母校の行く末を案じる

 ゴルフの全英女子オープンで優勝し、20歳にしてゴルフ界のスーパースターとなった渋野日向子。実は亀澤と同じ、岡山県作陽高等学校の出身なのです。が、同校は津山市から倉敷市への移転が内定しており、なんとそれに合わせて野球部はなくなる恐れもあるとのこと。亀澤は後輩の偉業を称えながら、「これで高校移転の話がどうなるかですね……」と一縷の望みも託していました。

(4)武田健吾、スペイン語を勉強中

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 今季途中にオリックス・バファローズからトレードで移籍してきた武田健吾は、現在スペイン語を勉強中。「スペイン語より野球やれ!」というファンからの怒声が聞こえて来そうですが、なんと武田はリナレスコーチからスペイン語で直接打撃指導を受けているとのこと。残念ながらまだその成果は表れておりませんが、今季の残り試合は武田の打棒にも要注目です。

(3)小笠原慎之介、山本拓実のプロ初勝利祝いとして地下足袋を贈る

 2年目19歳にしてプロ入り初勝利を挙げた山本拓実。先輩の小笠原慎之介から「初勝利祝いなにがいい?」と聞かれ、「白い靴欲しいです!」とおねだりしたところ、純白の地下足袋が贈られました。祭りにも工事現場にも履いていけそうな立派な足袋は、スタンスミスやポンプフューリーより強い光を放って、山本の足下で輝くことでしょう。そういえば山本はドラフト時の会見も学生服に白いスニーカーでした。

(2)小笠原慎之介、3年ぶりに油そばを食べる

 その小笠原、今季は怪我で出遅れたものの、8月10日横浜戦にて一軍復帰登板を果たしました。その直後、自らの復帰を祝ってか「東京油組総本店」に3年ぶりに油そばを食べに行ったそうです。感想は一言、「うまかった」とインスタに残していました。太めに見える小笠原ですが、昇竜館の松岡館長が「小笠原は朝誰よりも早く起きて風呂に入ってからトレーニングをしている」と証言する程しっかり自己管理をしている選手です。油そばもきっと、数年に1度のご褒美だったのでしょう。

(1)中日ドラゴンズ、今秋ドラフトに中部学院大学の伊藤健太投手をリストアップ

 来季に向けて、とても無視出来ないニュースが入って来ました。中日ドラゴンズは今秋ドラフトで、中部学院大学の伊藤健太投手を指名候補としてリストアップしているそうです。「大野」、「鈴木」、「木下」、「濱田(浜田)」、「マルティネス」、極めつけは「小笠原」なんて珍しい苗字まで、ただでさえ「苗字かぶり」が多発しているドラゴンズ。準規・康祐に続いてまた「伊藤」が増えるのでしょうか? 「伊東勤」も足せば、これで「イトウ」は4人目です。しかも、東邦高校の石川昴弥を指名する可能性もあるでしょうから、そうすると駿・翔に続いて3人目の「石川」も誕生する恐れがあります。深刻化するドラゴンズの“苗字被りすぎ問題”、今季も解決の糸口は一切見えないまま、泥沼のオフに突き進んで行きそうです。

 レギュラーシーズンも残り数試合。球場で飲むビールとも半年間お別れかと思うと寂しい限りですが、野球の不在を嘆く前に、まずは目の前の試合をおもいっきり楽しみましょう!
 
 そして、また冬にお会いしましょう。

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