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朝日、産経社説はどう書いた?
朝日は社説(8月30日)で、
《この報道以降、上野氏は役所に姿を見せず、報道各社の取材にも応じていない。不誠実極まりなく、国会議員としての資質も疑われる態度と言うほかない。》
産経の社説(9月2日)は、
《悪質ブローカーによる人身売買まがいの所在不明事件も多い。この是正が上野氏の役割だったはずだ。自ら悪質ブローカーまがいのことをして国民が納得すると思うのか。》
《安倍晋三首相の任命責任は大きい。》
と書いた。
見事な切れ味である。やはりこのネタは面白いではないか。それなら社説で説教を垂れるだけでなく、新聞が今すべきは文春からの「バケツリレー」ではないか?
「文春のネタなんて……」というプライドが新聞にはあるかもしれないが、隣国ではなく国内のスキャンダルを追ってほしい。
玉ねぎ男はもう飽きたのである。