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うつ病と診断され、薬を処方されますが……
それでも休めばなんとかなる、と考えるものの、日に日に眠れなくなり、得体のしれない大きな不安が彼を襲います。
明らかに様子がおかしくなった夫を心配して、奥さんは先崎さんのお兄さんを呼びます。お兄さんは優秀な精神科医で、「まずはかかりつけの大学病院に行け」と強く勧めたのでした。
病院での診察結果は「うつ病」。順位戦を控える先崎さんは、将棋会館に通いながらの回復を目指しますが、そのときの彼は「うつ病の怖さ」をまだ知らなかったのです……。
幼少時代から将棋盤と向き合ってきた棋士が将棋を指せなくなったら、どうなってしまうのか――。
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先崎さんは「マンガ うつ病九段」について、「私の書いた本がマンガ化されるということで大変嬉しく思います。原作者の私も新鮮な気持ちで読んでいます。深刻な話ではありますが、ぜひ気軽に作品に触れて欲しいです」と期待を寄せています。