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河野太郎防衛相が日韓外交の舞台裏を激白 「康京和外相とは意気投合していたが……」

「携帯電話で話ができるような関係でした」

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青瓦台の認識は違っていた

「北京で日中韓外相会談(8月20日)をやった際にもGSOMIAについて彼女と話をしました。おそらく韓国政府の中にも外交部、国防部を中心に、北朝鮮情勢が緊迫化する中で『この話は別だよね』という認識があったんだと思います。ところが彼女が(韓国に)帰国したら、文在寅政権はGSOMIA破棄を宣言した。青瓦台(大統領府)の認識は違っていたということではないでしょうか」

韓国の大統領府・青瓦台 ©iStock.com

 つまり、一連の日韓関係において、外相レベルでは問題意識を共有できていたにもかかわらず、青瓦台がそれをひっくり返してしまったということだ。

文藝春秋11月号

「文藝春秋」11月号では、河野氏が日韓関係のほか、総裁選への意欲、菅義偉官房長官から叱咤されたエピソードなどについても語っている。

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 さらに、「『ポスト安倍』に問う」と題し、河野氏に加え、茂木敏充外相、岸田文雄政調会長、加藤勝信厚労相、野田聖子元総務相、石破茂元幹事長に、総裁選への意欲や日韓関係、憲法改正などについて連続インタビューを行っている。

河野太郎防衛相が日韓外交の舞台裏を激白 「康京和外相とは意気投合していたが……」

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