プロ野球のドラフト会議が17日に開かれる。

 今年は投手が豊作と言われており、「1位指名は3投手に集中するのでは」という声もある。大船渡高(岩手)の佐々木朗希投手、今夏の甲子園で準優勝した星陵高(石川)の奥川恭伸投手、全日本大学選手権で優勝した明大の森下暢仁投手だ。

 なかでも1位候補として注目されるのが、高校史上最速163kmの右腕・佐々木投手だ。「その年の1番の選手」の獲得に動く日本ハムが早くから1位指名を明言。今回のドラフト1番人気の呼び声が高く、最大9球団の1位指名の可能性も指摘されている。

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 佐々木投手自身は2日のプロ入り表明の際に「12球団どこでも頑張りたい」と全球団OKの姿勢を示している。

 そこで『文春オンライン』では、ドラフト直前・緊急アンケート「12球団OKの佐々木朗希選手『どこの球団に行って欲しい?』」を実施。5日間で、投票総数503票、10代~80代から幅広く回答が集まった。早速、その結果を発表していこう(なお#2では、元巨人・槙原寛己氏に結果について感想を聞いている)。

複数球団からの1位指名が確実視される佐々木朗希投手 ©文藝春秋

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 132票を集め1位になったのは「日本ハム」だった。早くから入札を明言しており、12球団で唯一、直前の面談を行なっていない。ドラフトでのくじ運が良いことで知られるが今年はどうなるか。

 続いて2位は96票で「楽天」。岩手出身、佐々木投手の“地元”球団だ。そして3位には今季セ・リーグのCSファイナルを争った「巨人」「阪神」が53票で並んだ。5位はパ・リーグのCSを制した「ソフトバンク」(34票)。そして6位が「広島」(27票)だった。

 

 7位以下には「ヤクルト」(24票)、「中日」(22票)、「DeNA」(20票)、「西武」(17票)、「オリックス」(15票)と続き、最下位は「ロッテ」(10票)となった。

 では各球団を推す理由を見ていこう。