アメリカでの拠点作りに必死なあまり…
動画ではニューヨークで明るい表情で笑い、あちこちで活躍している松居の様子が次々とアップされている。だが現地では公式YouTubeよりも、その素の行動のほうがむしろ話題となっていると語るのは、別の在ニューヨークの日本人だ。
「YouTubeでは日本人魂を持って、アメリカでチャレンジするなどと話しています。しかし、街で松居さんを見かけて会釈をしようとしたら、私も日本人なのにすごい勢いで目を逸らされました。実物は動画と違い気さくな感じではないみたいです(笑)。
一方で利用できそうな人間には、何度も押しかけて無理矢理関係を築こうとする。特に日本人社会の中でも影響力を持つ米国永住者との関係を深くしようと松居さんは必死のようですね。Japan Cuts Hollywoodも在米日本人の組織によって運営されていますから、スポンサードすることを決めたのでしょう。
なんとかアメリカに拠点を作ろうと必死なのはわかるのですが……。ニューヨークにいる日本人は資産家や有名企業のビジネスマンの方が多く、セレブで上品な方ばかり。そうした中では、アクが強く主張の激しい松居さんは浮いた存在になっています」
残念ながらアメリカにおいても、その評判は決して芳しいものではないようだ。
こんまりがライバル?
在米日本人社会の中での地位を確立しようと模索する松居。彼女が目指しているものは、前出の“こんまり”こと近藤麻理恵ではないかと、言われている。
2014年、著書 『人生がときめく片づけの魔法』がアメリカで翻訳出版され、こんまりはアメリカでも一躍有名人に。15年には『タイム』の「世界で最も影響力のある100人」に選出。19年からはNetflixで『KONMARI ~人生がときめく片づけの魔法~』というリアリティ番組がスタートした。マーサ・スチュワートやグウィネス・パルトローもファンだと言われるほど、“こんまり”はアメリカでブレイク中なのだ。
「“マツイ棒”を日本でヒットさせた経験を持つ松居にとって、家事を売りにするこんまりは同業のライバルのようなもの。だからこそ松居も動画で『ジャパニーズ・マム・カズヨ』を名乗って、将来の布石にしようとしているのでしょう。いずれ、松居プロデュースのお掃除器具等をアメリカで発売しようと目論でいるのかもしれませんね」(前出・芸能ジャーナリスト)
松居劇場、その本当の新章は、全米を股にかけたこんまりとの“お掃除バトル”となるのか?