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森友学園の「昭恵夫人」とは一体何者だったのか?

スポニチ「アッキー 人ごとボヤッキー」が示すもの

2017/03/17

genre : ニュース, 政治

ただの「出たがり」だけの話でもないとすれば

 ここで森友学園の経営する小学校の名誉校長問題をあらためて考えてみる。

 昭恵夫人の出たがりな点を重視して「自覚をもて」とか「脇が甘かった」という指摘や言説がある。

 しかし森友学園については本当に「脇が甘かった」「出たがり」だけの話なのだろうか?

今年、シドニーにて ©getty

 昭恵夫人は「籠池先生の教育に対する熱き想いに感銘を受け、このたび名誉校長に就任させていただきました。」とか「瑞穂の國記念小學院は、優れた道徳教育を基として、日本人としての誇りを持つ、芯の通った子どもを育てます。」と、森友学園のHPでメッセージを寄せていた(現在は削除)。

 ここまで強烈に支持しているのだから、それはもう脇が甘いのではなく心からの賛同であり協力だ。思想は自由だからよいのだけど、今回私が痛感したのは次のことだ。

  今までメディアは昭恵夫人を「家庭内野党」だとか「リベラル」などと呼び、少なからぬ人々がそう思ってきた。

 でも、今回の森友学園の件で、それは幻想っぽいことがわかったのではないか。昭恵夫人のなんとなくのイメージだけが先行していたのだ。

 安倍首相は「印象操作しないで」とよく批判するが、ご自分の奥さんが結果的に最も印象操作に成功していたとも言える

 ところで、昭恵夫人が公人か私人か問題ですが、「私人」であるとするなら新聞各紙は今後「某総理夫人」と書いたらどうだろう。

 そのうち昭恵夫人の方から名前と顔を出してくれ、と言ってくるはずだ。

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