合成麻薬MDMAを所持していたとして、麻薬取締法違反(所持)の罪で起訴された沢尻エリカ被告(33)は6日、勾留先の警視庁東京湾岸署から保釈された。保釈保証金500万円を即日納付,保釈時は報道陣を避けるように裏口から車に乗り込み、湾岸署を後にした――。
「沢尻被告の自宅からはMDMAだけではなく、LSDも見つかっており、本人はいずれの所持も認めている。クラブやパーティで派手に遊んでいるうちに、クスリと縁が切れなくなっていたようだ」(警視庁担当記者)
メディアやネット上には、沢尻のクラブ写真が出回り、改めてクラブやパーティシーンと薬物の関係がクローズアップされることとなった。
“パリピ”が集まるULTRA JAPANにも出没していた
ある芸能関係者はこう証言する。
「沢尻は夜遊びの世界でも知られていて、クラブだけではなくTGC(東京ガールズコレクション)のプールパーティでも顔を合わせましたね。ある場所のVIPルームでは沢尻がずっと女性とディープキスをしていたシーンを目撃したこともあります。ULTRA JAPANの会場でも彼女の存在は有名でした」
2014年に初開催されたEDMの祭典「ULTRA JAPAN」は多くの“パリピ”が集まるイベントとしても知られている。今年は9月14~15日に開催され、延べ6万人の観衆を集めた。
同イベントと沢尻の関係は深い。運営側には交際説も流れたことがある元俳優小橋賢児氏がおり、沢尻の所属事務所であるエイベックス関係者はULTRA JAPANを接待等の場としても頻繁に利用していた。
前出の証言の通り沢尻は同イベントでも知られた存在だった。彼女が出入りしていたのはVVIPと呼ばれる、VIP席よりグレードの高い特別席だった。
「VVIPはセキュリティ万全で黒いシートで囲われているのでプライバシーも保持されやすい特別席です。その中にも3つのランクがあり、ステージに一番近い席が最もグレードが高い。沢尻もそこによく出入りしていたと聞いています。