2019年(1月~11月)、文春オンラインで反響の大きかった記事ベスト5を発表します。国際部門の第4位は、こちら!(初公開日 2019年10月4 日)。
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日本ラグビーの歴史が動いた。
10月13日、世界ランク8位の日本代表がスコットランド(同9位)を28-21で下し、史上初の決勝トーナメント進出(試合後に日本は同7位に)。
では、ラグビーの母国・イギリスのメディアはこの歴史的快挙をどう報じたのだろうか。
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「日本ほど大会を盛り上げているチームはない」
まず高級紙ガーディアン(The Guardian)から見てみよう。オンライン版で下記のような見出しで日本の戦いを速報で伝えた。
“Japan hang on to reach Rugby World Cup last eight and send Scotland out”
「日本が“踏ん張って”8強進出。スコットランドは敗退」
さらに記事の本文では下記のように手放しで称賛する。
「今大会のW杯を日本ほど盛り上げているチームは他にない。そしてまたしてもラグビー界に衝撃の(electrifying)結果をもたらした。ブレイブ・ブロッサムズ(Brave Blossoms = 勇敢な桜の戦士たち)は初めて決勝トーナメントに駒を進め、あの“ブライトンの奇跡”から4年が経ち、再び南アフリカと対戦することになった」
「日本のことを“上から目線で”ティア2というレッテルを貼っていた人々も今日を境にいなくなるだろう。アイルランド戦(9/28)のように、日本は時にスコットランドを圧倒し、4トライ以上の価値を見せた」
一方、イギリスの公共放送局BBCはオンライン版で次のような見出しでこの一戦を報じた。