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ポイント3 「何か困っていることはある?」
カミングアウトしてくれたということは、その職場や人間関係の中で何か改善したいことを抱えている可能性もある。困っている本人ではなくその支援者として、あなたが職場で働きかけられることもあるかもしれない。
勝手に先走って、周りの人にアウティングをするようなことは避けなければならないが、対話の中でできることが見つけられると、誰にとっても居心地のいい職場作りに近づくことができるのではないかと思う。
支援者(アライ)についてはこちらの記事も参考にしていただきたい↓
目の前のその人と対話をすること
以上「もし職場の同僚にカミングアウトされたらどうすればいいのか」についてパレットークが考える3つのポイントをご紹介した。
しかしもちろん、正解はこれだけではない。それぞれの環境や関係性によって他にもたくさんの正解があるだろうし、逆に「この3つさえ言えれば大丈夫」というわけではない。
その相手が誰であれ、最も大切なのは「目の前の相手を尊重しながら対話をすること」なのではないかと私たちは考えている。
(漫画:ケイカ、編集後記:伊藤まり)
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パレット―クでは、「こうあるべき」を、超えてゆく。をテーマに、LGBTQ+、フェミニズム、多様性について、漫画やインタビューを通して発信している。
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