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また、「EXアプリ」で予約した人は、予約当日に運行状況に異常が発生した場合にメッセージが届く「プッシュ通知」サービスも受けられる。
家族で帰省する場合、家族分まとめて予約も出来る。その場合、チケットレスでは利用できないので、JR東海、JR西日本の指定席券売機できっぷを受け取る必要がある。
帰省の予約はどうすべきか
ちなみに、東海道・山陽新幹線のネット予約には、2001年に開始した「エクスプレス予約」というサービスも“共存”している。
こちらは専用のクレジットカードを申し込むか、対応しているクレジットカードにサービスを登録する会員制のサービス。年会費は1,100円(税込)。特徴は「割引率が高い」ことだ。
「東京-新大阪」(大人1人、「のぞみ」普通車指定席を片道利用)間の通常運賃は14,720円だが、「エクスプレス予約」を利用すると13,620円と、年会費と同額の1,100円が割引となる。また、「エクスプレス予約」で乗車した区間によってポイントが貯まり、ポイントに応じてグリーン車に“アップグレード”されるサービスもある。「スマートEX」にくらべると、主なターゲットは、新幹線を多く利用するユーザーとなるだろう。
「シンプル」であることを突き詰めることで、支持されるようになった「スマートEX」。同業他社でも、予約サービスを改善する動きもあり、JR東海の「使いやすさ」は、鉄道業界に大きな影響を与えたと言えそうだ。