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 テニスは日本人初の4大大会優勝(2018年全米オープン、2019年全豪オープン)、世界ランク1位という偉業を達成した大坂なおみ。二重国籍のため、日米どちらの代表として五輪に出場するか注目されていたが、昨年10月に日本国籍を選んだと報道された。

大坂なおみ選手 ©共同通信社

 そして、ゴルフはなんといっても渋野日向子がどんなプレーを見せるか。日本人として樋口久子以来、42年ぶりに海外メジャー(全英女子オープン)を制した勝負度胸と“しぶこスマイル”でおなじみの明るい性格は大舞台向きだろう。ゴルフの出場選手が決まるのは今年6月と五輪ぎりぎりだが、今の調子を維持すれば出場の可能性は高そうだ。

ここ一番の勝負強さも魅力の渋野日向子選手 ©共同通信社

意外な競技にいた、ガチガチの金メダル大本命

 オリンピックには“魔物が住む”と言われてきた。金メダル候補にも魔物がいたずらをすることもあるだろう。

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 そんな中、魔物なんて関係ない、金メダル確実、世界の頂点にもっとも近い男と言われている知られざる大本命がいる。

 東京で採用された新種目のひとつ、空手男子形の喜友名諒だ。

空手男子形の喜友名諒 ©AFLO

 形は対戦ではなく、仮想の敵との攻防をひとりで演じてその出来栄えを採点する競技だ。喜友名は2年に1度行なわれる世界選手権を3連覇中で、2018年2月以降は無敗を誇っている。

 記録を競うわけでもなく、対戦競技でもないので番狂わせは非常に起こりにくい。いつも通りの演武ができれば喜友名の金は固いだろう。

出典:「文藝春秋」1月号

 さらに、知っていると自慢できる14歳の金メダル有力候補、ロンドンの村田諒太のような“サプライズ金”候補、10年をかけて強化し、今や世界トップに肉薄するあの団体競技、夏の大会日本初となる、「ふたりで金」を目指す姉妹など、読めば東京五輪がより楽しみになる金メダル予想記事「大坂なおみ、渋野日向子が『魔女』になる!?」は「文藝春秋」1月号に掲載されている。

文藝春秋

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大坂なおみ、渋野日向子が「魔女」になる!?