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【オリックス】復調への鍵を音楽にたとえて考察してみると……

文春野球コラム ペナントレース2017

2017/05/21

Bsの打者よ! 至極のブラックミュージックの名奏者であれ

 本題に戻るが、5月に入ってからのBsの打撃の不調。どうにも修正のタイミングをつかめず長く患っているように映る。「次の試合で」「次のカードで」と巻き返しを狙っているのは間違いないだろうが、長いスパンでの展望だけではその分不調の時間も長くなり、それがかえって調子を落としてしまう事に繋がるのではないかと心配している。

 言うなれば「振る」「振らない」含めた打席の一球一球に復調のきっかけを見出して欲しいと思うのだ。野球ファンならばもはや聞き飽きたであろう「一球入魂」。案外この辺にヒントがあるのではないだろうかと思うのだが。

 心地良い「十六分音符」のグルーヴが織りなす至極のブラックミュージック。Bsの打者がその名奏者であって欲しいと願いながら、Bsファン同志諸君、今は我慢時。やはり楽しく観戦する事としようではないか。

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※「文春野球コラム ペナントレース2017」実施中。この企画は、12人の執筆者がひいきの球団を担当し、野球コラムで戦うペナントレースです。コラムがおもしろいと思ったらオリジナルサイトhttp://bunshun.jp/articles/2595でHITボタンを押してください。

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