天皇陛下の即位後初めての新年を迎え、皇后雅子さまは、1月16日に行われた「歌会始の儀」に17年ぶりに出席された。
今年の題は「望(のぞみ)」で、「災ひより立ち上がらむとする人に若きらの力希望もたらす」という御歌が披露された。雅子さまは、はっとするほど鮮やかなコーラルのロングドレスをお召しになり、ビジューのように見える装飾が襟元や袖口に施されていて、手仕事の細やかさと新年らしい華やかさが目を引いた。
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— TBS NEWS (@tbs_news) January 16, 2020
ボランティアに参加した高校生に「素晴らしいですね」
昨年12月26日、台風第19号などによる被災地お見舞いのため、天皇皇后両陛下は宮城県と福島県を訪問された。福島県本宮市の保健福祉施設「えぽか」で、ボランティアに参加したという高校生が、両陛下からボランティアについて「素晴らしいですね」と声をかけられて、「自分だけではなく参加した生徒みんなに向けられた言葉のように感じられて、とてもうれしかったです」と話していたことを、雅子さまの御歌から思い出した。