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2020/01/21

source : 週刊文春デジタル

genre : ニュース, 社会

雅子さまの肉声は17年以上、国民に向けて発せられていない

 つまり雅子皇后の肉声も、17年以上にわたって国民に向けて発せられていないということだ。文書の上でも、ご感想は発表しているが、記者などとの質疑には17年間、一切、応じられてこなかったわけだ。

「だからこそ注目されているのです。ご結婚前、外交官としてのキャリアアップを目指していた皇后さまは“お妃候補”としてテレビ、新聞、雑誌の記者やカメラマンに追い回され、徐々に外堀を埋められていきました。もちろん、ご結婚を決意されたのは天皇陛下の『僕が一生全力でお守りしますから』という一言が大きかったといわれていますが、マスコミに嫌悪感を持たれていたのは確かでしょう。

雅子さま ©JMPA

 長期療養に入られた後も、オランダでのご静養の際には週刊誌に『総費用はなんと1億円超』などと書かれて贅沢批判をされています。皇后さまがマスコミを好きなわけはない。やはり記者会見で直接質疑を行うというのは、大きなハードルがあるといえるでしょう。しかし、天皇・皇后の外国訪問には事前の記者会見が必須です。王族の葬儀出席のような緊急性のあるものならば例外もありますが、目的が国際親善ならばなおさらなのです」(同前)

 雅子皇后のご体調に波がある以上、無理はさせられないというのが、皇室を支える宮内庁の立場だろう。だが、外国には赴くが、記者会見は絶対にやらないということでは、なかなか国民の理解は得られないのではないか。何より多くの国民が、国民に向けた雅子皇后の肉声をぜひお聞きしたいと思っているのだから。

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