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メーガン妃「王室離脱ショック」のイギリスに雅子さまご訪問の“微妙なタイミング”

メーガン妃「王室離脱ショック」のイギリスに雅子さまご訪問の“微妙なタイミング”

2020/01/21

source : 週刊文春デジタル

genre : ニュース, 社会

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雅子さま「V字回復」で歌会始に17年ぶりご出席

 1月16日には、天皇・皇后両陛下をはじめ皇族方が臨席される新年恒例の歌会始の儀が、皇居・宮殿で行われた。雅子皇后のご臨席は2003年1月以来、実に17年ぶりとなった。

歌会始に雅子皇后が17年ぶりにご出席(2020年1月16日) ©時事通信社

「V字回復」などと言われるまでに公務へのご出席が増えている雅子皇后だが、同年12月に帯状疱疹と診断されて病気療養に入られ、翌年の人格否定発言があってから、長年、公務がままならない状況が続いていたことを考えれば、お代替わり前後のご回復ぶりはまさに文字通りV字と呼べるものであろう。皇室担当記者が語る。

「両陛下の英国訪問がほぼ本決まりとなったことで、現在、注目されているのが、皇后さまが外国訪問を前に通常行われるはずの記者会見に臨まれるかどうかです。なぜなら、皇后さまが記者会見に臨まれたのは、ニュージーランドと豪州ご訪問を前に行われた2002年12月5日の会見が最後だからです。病気療養に入ってからは誕生日の記者会見も行っておらず、文書で感想を発表されるだけです。外国訪問に際しても、皇太子夫妻としての記者会見はされていません。

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2002年12月5日の雅子さま”最後の会見”(宮内庁提供)

 2006年にご家族でオランダに行かれたときはご静養目的ということで記者会見はありませんでした。2013年にウィレム・アレキサンダー国王の即位式に参列するためオランダを訪問されたときも、行われていません。トンガご訪問の際も然りです。上皇・上皇后両陛下がご高齢となられる中で、宮内庁はご負担軽減策として2009年、式典における天皇としての『おことば』の多くを取りやめる決定を行い、外国訪問の際の記者会見も同年のカナダと米国ご訪問から行っていません。ですが、これはあくまでもご高齢が理由なのです」