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もしも太宰治がカップ焼きそばを作ったら? 天才的なバカ本はこうして生まれた

『もし文豪たちが カップ焼きそばの作り方を書いたら』著者インタビュー#1

genre : エンタメ, 読書

――特に自信のある作品はありますか?

神田 ぼくは町田康と井上章一ですね。井上章一は地味なので、誰も触れてくれないんですけど(笑)。あとは手応えがあったのは、イケダハヤトとか高城剛とかですね。

 

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高城 剛
ハイパーメディアクリエイター 日本 1964~
Tsuyoshi Takashiro

ハイパーメディアヤキソバー

 僕は偏食なところがあってかつては玄米しか食べていませんでした。おかずなし。それが今はカップ焼きそばしか食べていません。

 これまで僕は、たくさんの美味しいもの、それこそスペインはサン・セバスチャンの分子料理から、東南アジアのびっくりするくらいうまい屋台メシまで食べてきました。そうしたなかで行き着いた食べ物、それがカップ焼きそばだったんです。

 カップ焼きそばに勝る食べ物は今のところ見つかっていません。利点を言いだすときりがないので、ここでは、ひとつだけ。

 カップ焼きそばを食べる数とアイデアの数は見事に比例するんですよ。

 なぜだかは僕にもわかりません。たぶん、そういう欲求を解放する何かがあるんですよきっと。

 すでにブルックリンでは、カップ焼きそばの屋台が出はじめています。あえて屋台で食べるというのがブルックリンでは最先端の食べ方なんですよ。

 また、いろんなメーカーの麺、かやく、ソースをいったんバラバラにして、よりよい組み合わせにして食べるという食べ方も、これはブルックリンではなく、サウス・ブロンクスで流行っていると聞いています。いかにも、といった感じですよね

(『もし文豪たちが カップ焼きそばの作り方を書いたら』より)

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菊池 ぼくは日本を代表する作家と音楽家の対談ですね。あれは鉄板だと思います。ヒカキンとかウィリアム・ギブスンとかも気に入っています。

著者インタビュー#2 に続く

もし文豪たちが カップ焼きそばの作り方を書いたら

神田 桂一 菊池良(著)

宝島社
2017年6月7日 発売

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