仕事の日報代わりに始めたTwitterで現在10万人超のフォロワーを抱える燃え殻さん。文春オンラインで連載し共感の声を集めている人生相談のコーナーより、お悩みジャンル別に回答を厳選してご紹介します。
本日は、家族にまつわるお悩みについて。燃え殻さんの実体験に基づいた回答に、胸を打たれます。
1)燃え殻さん、家族への「ありがとう」の伝え方を教えてください
〈質問ダイジェスト〉
うつ病になり、家族に迷惑をかけていると思います。医療費もなんとかやってきましたが、家族にすまないと思って胸が痛いです。どうしたらありがとうの気持ちを伝えられるでしょうか?(50代・女性)
〈燃え殻さんの回答は……〉
燃え殻さんが高校生の頃、学校に親が呼ばれる事態になったことがあるそうです。その際、母に言われたある言葉を挙げて回答としています。似た悩みを抱えている人なら、ふっと心が軽くなるはずです。
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2)仕事未経験の私が単身赴任の夫にできることは何でしょうか?
〈質問ダイジェスト〉
専業主婦で、単身赴任の主人がいます。高校生の息子は手がかからず、出張続きの主人の方が心配です。燃え殻さんと似た立場の主人が助かる、仕事未経験の私にできることは何でしょうか。(40代・女性)
〈燃え殻さんの回答は……〉
こちらもやはり、燃え殻さんご自身が体験した、ある夏休みの出来事が紹介されます。単身赴任だった父の家へ遊びに行き、新幹線で帰るときのこと。ある3文字の単語で十分だと締めくくります。
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3)燃え殻さんが思い出す「人嫌いの祖父が見せた精いっぱいの笑顔」
〈質問ダイジェスト〉
母は聴覚障害者で、月に一度は実家に帰って母の用事に付き合ったり母と一緒に祖父母の様子を見に行ったりしています。母は喜んでくれるのですが、私は母のかまってオーラに疲れてしまうことが多く、息苦しくなってしまいます。どうしたらいい距離感を保てるのでしょうか。(20代・女性)
〈燃え殻さんの回答は……〉
人嫌いで、家を訪ねたときに悪気なく「お前、いつ帰るんだい?」と言ってしまうという燃え殻さんの祖父。距離感を試行錯誤し、最後に精一杯の笑顔を見せてくれた祖父のことを思い出しながら、まず優先すべきことをお伝えしています。
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4)趣味のない父が心配です
〈質問ダイジェスト〉
帰省するたびに、65歳になろうとしている田舎の父に趣味はあるのだろうかと心配になります。引退した後の時間をどうするのか、何かうまく趣味を持つようすすめる言い方はあるでしょうか?(30代・男性)
〈燃え殻さんの回答は……〉
突然趣味を始めた人たちへの印象から、燃え殻さんの理想の人生が語られます。結論は意外にも、質問者のお悩みをそのまま肯定するかのよう。趣味がない人間はつまらない……そんな固定概念が吹き飛ぶはずです。
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