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2020/03/09

source : 週刊文春デジタル

 天皇・皇后が国賓として英国を訪れるのは今回で3度目となる。1971年には昭和天皇と香淳皇后が、そして98年には上皇・上皇后両陛下が訪問されている。国際親善のための外国公式訪問は、天皇陛下が2018年に友好関係160周年で訪れられたフランス以来2年ぶりとなり、雅子皇后は2002年のニュージーランドと豪州ご歴訪以来、実に18年ぶりのこととなる。

天皇皇后が留学された「母校訪問」も検討されているが…

エリザベス女王 ©AFLO

「天皇陛下は1983年から85年にかけて、オックスフォード大学のマートンコレッジに留学され、皇后陛下も88年から90年にかけてオックスフォード大学のベーリオールコレッジに留学されており、今回の訪英が実現すれば、母校に足を運ばれることも検討されています。宮内庁としては、侍従職を中心になんとしても実現させたいという思いが強いことは間違いないところです」(同前)

 ただ、新型コロナウイルスの感染拡大は皇室の周辺にも確実に悪影響を及ぼし始めている。

佳子さまが出席される予定だった催しも中止に ©共同通信社

「天皇陛下の誕生日の一般参賀が中止になったのを皮切りに、陛下の御即位記念特別展を開催していた皇居・東御苑の『三の丸尚蔵館』が3月15日まで臨時閉館となっています。皇居の一般参観も、3月14日まで当日受付を休止しています。また、3月1日から予定されていた、昨年10月の即位礼正殿の儀で使われた高御座(たかみくら)の京都での一般公開も延期となりました。さらに、3月2日に皇居・宮殿で行われることになっていた天皇陛下と全国優秀警察職員とのご面会や、秋篠宮家の次女・佳子さまがこの日に出席される予定だった『第53回なるほど展』も中止になっています。