3月28日に発売される女性ファッション誌「VOGUE JAPAN」の表紙でデビューを飾るCocomi(18・心美)。木村拓哉(47)と工藤静香(49)の長女だ。2018年に日本版「ELLE」で一足先にモデルデビューした次女・Kōki,(17・光希)に続き、歴史ある世界的ファッション誌でのデビューは大きな話題を呼んでいる。Cocomiはデビューと同時に「Dior」のジャパンアンバサダーにも就任。3月19日に公開された16秒の予告動画では得意のフルートを披露した。Diorのウェブサイトに掲載されているプロフィールでも音楽家として紹介されている。
《東京に生まれ、音楽やアートに触れて育ち、3歳からヴァイオリンを、11歳でフルートを始めました。数々のコンクールで受賞歴のある彼女はこの春大学に入学し、音楽家として本格的に活動を始めます。》
Cocomiは人生の大半を音楽と共に過ごしてきた。母・静香の「やるからには1番を目指せ」という大方針のもと、幼い頃から一流の講師の指導を受け、自宅の地下にある防音の練習室で日々研鑽を重ねてきたという。フルートを吹く姿の裏には、努力と挫折の日々があった。
姉妹のキレイさはずば抜けていた
「3歳の頃から習っていたヴァイオリンは心美ちゃんの自慢でした。中学生の頃には学内のオーケストラでコンサートマスター(首席ヴァイオリニスト)を務めるほどの腕前に上達していました。しかし中学2、3年の頃でしょうか、他にも上手い子がどんどん出てきて、2番手に降ろされてしまった。ショックだったのか、その後はオーケストラを辞めてしまいました」(学校関係者)
しかしその頃にはすでにフルートの才能が花開き始めてもいたという。
「2013年10月、山野楽器主催のヤマノジュニアフルートコンテストがあったのですが、心美さんは小学生の部で最優秀賞を獲得しています。ちゃんと練習をしているんだなとわかる、しっかりとした演奏でした。
でもその年は、例年になく『カメラ禁止』『写真禁止』の事前通達がすごかった。不思議に思っていましたが、コンテストが始まる前、客席に座る静香さんや姉妹を見て、彼女らへの配慮なんだろうと納得しました。あの姉妹のキレイさは遠くからでもわかるほどで、特に心美さんは松本零士先生の描くメーテルみたいにずば抜けて輝く美しさがあった」(コンテストに居合わせた人物)
母・静香の力の入れようもすごかった。週の半分は講師を自宅に招いて個人レッスンを受けさせた。「FLASH」(2013年9月10日号)にはヨーロッパ旅行へフルートを持っていく心美の姿が報じられている。