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結婚を反対されたことが原因?

「十分考えられますね。オスカーは『25歳まで恋愛禁止』といった前時代的な掟があるなど、所属タレントの私生活に強く干渉することで有名です。彼女の前回の結婚の際も、事務所トップは猛反対していました。結果、わずか2年で破局したのですから、『だから言ったのに……』と。現在の米倉の交際相手も、ダンサーとしての活動実態が今ひとつ不明なところがあり、オスカーとしてはやはり諸手を挙げて再婚に賛成するわけにはいかない。しかし米倉にすれば、自分の恋愛にいちいち事務所から苦言を呈されるわけですから、疎ましさも感じようというもの。それが退所の原因だと報じたのはスポニチのスクープでしたが、実際にゴールインまで至るかどうかは別として、かなり確度の高い情報だと聞いています」(同前)

©文芸春秋

事務所の体制に嫌気がさした?

 となると(3)は?

「これはもう、業界では周知の事実(笑)。堀専務の入社以来、優秀な社員がオスカーから大量離脱しています。堀専務が組織の実権を握るようになってから社員が一番嫌がったのが、経費の締め付け。オスカーは芸能事務所の中では決して給料が高い方ではないのですが、テレビ局の人間と食事をするなど交際費は使ってもよかった。それがなかなか認められなくなったので、円滑に仕事を進めていく上で必要な金も使えない。さらにGPSを使って、マネージャーたちの居場所の管理もしているとか。何時に社に戻ってくるはずなのに帰ってこないという時など、現在地をチェックされるというんです。堀氏はオスカー入りするまで芸能界とまったく縁のなかったずぶの素人。かといって会社経営の経験があるわけでも、財務や組織作りに強いわけでもないのに、専務となってからは的外れな強権発動を連発。そんな息の詰まる会社からわれ先に人が逃げ出すのは、当然ですよ」(前出・テレビ局関係者)

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 またしても結婚を反対された上、将来に期待が持てない事務所への幻滅も重なっていたところへ、3月いっぱいでオスカー創業者の古賀氏が社長を退き、会長となる人事が決まる。近い将来の“堀体制”誕生への準備がさらに進んだのを機に、米倉は退所を決意したようだ。つまり、『円満退社』とはほど遠かったというわけ。

©文芸春秋

 今後の彼女は、自身が社長となる新事務所を立ち上げると見られている。

「新事務所ではマネージャーも雇わず、米倉が仕事の選別やスケジュール管理、打合せまですべて一人で行うと報じたメディアもありましたが、さすがにそれは不可能。特に彼女がこの先、女優として息の長い活動をしていくには、プロデュース能力のあるブレーン、もしくはマネージャーが絶対に必要です。その人物の舵取りが、独立後の女優人生の成否を握るでしょうね」(同前)

 一方、米倉に去られたオスカーには、どんな未来が待ちうけているのか?