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ツイッター社長に聞いてみよう

 海外との会議は早朝と深夜がほとんどです。どうしても日本の労働時間にはならないのでその面では大変です。……が、毎日あるわけでもないので、お酒はよく飲んでいます。もちろん会議のときはお茶を飲むようにしているのですが、海外のスタッフからはモニター越しに「ワイン飲みながら仕事してていいね!」などとジョークが飛んできます。

どの国にいても働けるような環境を

 会社としては、どの国にいても働けるようにしていきたいと考えています。

 特にエンジニアは場所はあまり関係ありません。地価の高いサンフランシスコで、ぎゅうぎゅう詰めになって仕事をしなくても、どこにいても仕事ができます。

 日本は、まだその意識が足りないと思います。僕はむしろ社員に「1週間くらい自分の家から仕事してみたら?」と言っているのですが、それでもまだオフィスに来ます 。もしかしたら、みんな疑っているのかもしれません。「笹本さん、そう言っておいて、本当に家で仕事したら査定に響くのだろう」というように。もちろんそんなことはしません。そこはまず、社長である自分が行動に移して見せていくことも必要なのかもしれません。

Twitter Japanのオフィス。3月からは完全在宅勤務に切り替わっている

会議や打ち合わせは30分単位で

 仕事の内容はやはり会議が多いです。

 一対一で社員と向き合う「1on1ミーティング」は、30分単位でやっています。

 ちなみに会議と会議のあいだには、休憩を5分入れようということになっています。これは日本に限った話ではなく、会社として決まっているものです。詰まりすぎのスケジュールは不健康だからです。きっちり30分会議して、休憩がないと移動もできません。よって会議は実質25分くらいになることが多いですね。

 会議をスムーズに進めるコツは、テーマを先に明記しておくことです。会議にはだいたい3パターンあります。「情報共有」「決断」「意見をもらう」の3つです。よって、カレンダーに会議の予定を入れるときにどのパターンの会議なのかを明記するわけです。

 会議のタイトルの前にカギ括弧で「Inform」とか「Decision」などと入れておく。そうすれば、会議に出席する人も「聞いていればいい会議なんだね」「決断しなきゃいけない会議だな」と心構えができます。

「Decision」と入っているときは、ちょっと緊張します。日本人って、なんとなくゆるく話をして「場合によっては決めようかな」という場合も多いですよね。でも、うちの会社だとそれは許されない。「Decision」とあれば、そこで決断をしなければいけないので気が引き締まります。

「なぜツイッターは青年会議所(JC)とパートナー協定を結んだの?」社長の本心とは を読む)

構成=竹村俊助 @tshun423
写真=杉山秀樹/文藝春秋

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