昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

ツイッター社長に聞いてみよう

Twitter社長に直撃「コロナの誤情報、虚偽情報とどう戦っていますか?」

Twitter社長に30の質問 #1

コロナ危機において重要な情報のインフラとなっている「ツイッター」。
専門家や医療従事者の発信を確認するため、毎日ツイッターに触れている人も多いだろう。
今回はツイッタージャパンの社長・笹本裕氏に気になっている素朴な疑問をぶつけてみた。

◆◆◆

Q ツイッターは、新型コロナの誤情報・虚偽情報とどう戦っていますか?

<新型コロナの誤情報・虚偽情報への対応には力を入れています。なにより「正確な情報を広げていく」ことに尽力しています。信頼に足る情報が目に付きやすいようキュレーションする。健康や命に関わる誤情報は削除する。専門家が発信しやすいようサポートするなど、試行錯誤しつつ対処しています。>@yusasamoto

◆◆◆

 ここ数カ月、やはり日本全体のツイート数は増えています(世界全体でも1~3月はツイッターのアクティブユーザーが前年同期比23%増えました)。

 これは決してコロナウイルスに関してだけではなく、「東京オリンピックがどうなるか」ということや「在宅勤務」「リモート飲み会」などの情報交換の場としても使われたからでしょう。

Twitter Japan代表取締役の笹本裕さん

 そんななか、善意の呼びかけも含めて事実と異なるもの、想像によるものなどさまざまな不確定情報も投稿されています。ただこれは3.11の震災のときもそうでしたし、日本の場合は特に自然災害も多い。誤解を恐れずに申し上げると、我々は誤情報や悪意のある虚偽情報への準備はしてきているつもりなんですね。もちろん完璧な準備、対応ができているとは言えませんが、こういう環境下で誤情報や悪ふざけであったり、人騒がせなツイートが増えるだろうなというのは、だいぶ警戒はしていました。

 ただ今回の件が違うのは、全世界で一斉にこういった状況になってしまったことです。もし局地的に何かが起きたのであれば、世界中のスタッフが持ち回りで24時間対応できる態勢は整っています。しかし、全世界で同時に起きたので、想定を上回る対応が求められているというのが現状です。

 そこでこれまでの機械学習および自動化という技術的な側面と人的な側面で対応しているわけです。そこが追いつけているかどうかというのは、正直もう少し様子を見ないといけないなと思います。

「正確な情報を最初に見てもらう」

 具体的にどういった対処をしているのか?