今年4月から新しく携帯電話キャリアとして参入した楽天モバイル。その楽天モバイルのオリジナル端末として話題になっているのが「Rakuten Mini」です。手のひらサイズの超コンパクトなこの端末は、6月17日までは月額2,980円の使い放題プラン「Rakuten UN-LIMIT」の同時申し込みによってわずか1円で入手できることもあって、注目を集めています。

 超小型ながらおサイフケータイも利用できるなど、機能も豊富なこの「Rakuten Mini」。今回は同社のオリジナルスマートフォンであるこの「Rakuten Mini」が、どんな特徴があり、またどのような欠点があるのかを、実際に使ってみたユーザの視点で紹介します。

「Rakuten Mini」。3.6型という手のひらサイズのボディはインパクト抜群です

カードサイズながら驚くほど多機能

 Rakuten Miniの最大の特徴はなんといっても、そのボディのコンパクトさです。106.2×53.4mmというボディサイズはクレジットカードとほぼ同等、さらにわずか79gという重量は、前回紹介した第2世代iPhone SE(146g)の半分程度しかないという、驚異的な軽さです。

ADVERTISEMENT

ボディサイズはクレジットカードよりも若干細長い程度
前回紹介した第2世代iPhone SEとの比較。重量も約半分しかありません

 また、このコンパクトなボディサイズでありながら、OSがAndroid 9、メモリは3GBと、スペックも一定の水準に達しています。Snapdragon 439なのでハイエンド機というわけではありませんが、動作速度にストレスを感じることはほとんどありません。キワモノなスマホの中には、もっさりとした動きで常用に耐えない製品はよくありますが、そうしたレベルの製品ではありません。