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マーベルは“新旧入れ替わり”期へ突入!

 今、MCUにいるヒーローは、アイアンマン(トニー・スターク/ロバート・ダウニー・Jr.)、キャプテン・アメリカ(スティーブ・ロジャース/クリス・エヴァンス)、ハルク(ブルース・バナー/マーク・ラファロ)、ソー(クリス・ヘムズワース)等々。ヒーローである時の名前と、普段の名前、そして演じている俳優の名前まで覚えると、なかなか混乱します。そしてこの数年で映画が作られ、誕生したヒーローキャラは、アントマン、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の面々、ドクター・ストレンジと増えています。

 各々ピンの作品も人気なのですが、彼らが巨大な悪と戦うため、一堂に会するのが「アベンジャーズ」シリーズ。面白いのは、ほとんど全員が普段はリーダーシップを取って戦っているため、エゴの強い人たちの集まりであり、話がまとまらない甚だしさです。アベンジャーズ番外編の様相を呈していた『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』も、後を引く内輪の揉め事が主要な物語でした。

 

 次回の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(18年公開予定)は、2部作になると発表されています。60人以上のキャラが勢ぞろいする場面があるなど、モンスター級に豪華。ただ、契約の都合でこの2部作を最後に、アベンジャーズから去ると噂されるキャラもいます。X-MENからはウルヴァリンもいなくなり、新旧入れ替わりの時期に入り始めたのかも……。

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DCのリブート路線は“賛否両論”

 それに対して、マーベル・コミックと同様の人気を誇るDCコミックスも、ワーナーのDCエクステンデッド・ユニバースから、スーパーマンのリブート『マン・オブ・スティール』(13年)を発表。そしてバットマンにベン・アフレックを迎えた、DCの人気2大キャラが対決する『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(16年)も公開されました。この作品で僅かな出演シーンながら、人気を博したワンダーウーマンの単独作品『ワンダーウーマン』(17年)は8月25日公開。そして、DC版アベンジャーズとでもいうべき、DCのヒーローが勢ぞろいする『ジャスティス・リーグ』(17年)も年内公開になります。

©2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

 DCのスーパーマンやバットマンのリブート路線は、現在賛否両論が分かれていますが、『ジャスティス・リーグ』をどういう方向に進めているかが興味津々。今後、DC映画がどう展開するかの指標になるかと思います。

INFORMATION

『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』
MovieNEX(4,000円+税)発売中!デジタル配信中!
(C) 2016 MARVEL
http://marvel.disney.co.jp/movie/civilwar.html