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無名時代の高橋一生のコメディセンス 今こそ見たい「自由」すぎる深夜ドラマたち

source : CREA WEB

genre : エンタメ, テレビ・ラジオ, 娯楽, 映画

 新しい才能、自由な発想、挑戦的な題材……。「深夜ドラマ」を見ることは、作り手や演者たちの、面白いものを生み出したいという初期衝動に触れる贅沢な体験なのです。

 今回はライターのてれびのスキマさんに、おすすめの深夜ドラマ6作品を紹介してもらいました。


 

 深夜ドラマには“発見”があふれています。こんな表現の仕方があったのか。こんな斬新な演出方法があったのか。こんなにも魅力的な役者さんがいたのか……。

 ときを経て見直すとその“発見”はさらに増えていきます。こんな人も出ていたのか! と。

 そもそも深夜ドラマは1980年代後半頃から本格的に始まりました。それまでドラマといえばゴールデンタイム。視聴率を取ることが大命題でした。

 それに風穴を空けたのが深夜ドラマでした。若き才能溢れる作り手たちが、低予算ながら自由な発想で挑戦的作品を作り始めたのです。

 その後、深夜ドラマも多様化していきました。若手だけではなく異業種や、既に人気・実力のある人材も、「自由」を求めて深夜ドラマに。

 昨今ではネット配信業者と組み、予算も増え、もはやクオリティも遜色ないどころか凌駕しているのです。

深夜ドラマというブランドを確立した作品

#01 「モテキ」

©「モテキ」久保ミツロウ/講談社、©「モテキ」製作委員会/Paraviで配信中

 モテない派遣社員の藤本幸世(森山未來)に突然「モテ期」が到来し、4人の女性からアプローチされるという久保ミツロウ原作マンガを大根仁がドラマ化。

 ドラマ全篇に1990年代頃のJ-POPが使われるなど、サブカルチャー的要素が濃密にサンプリングされ、近年の「深夜ドラマ」というブランドを作ったといっても過言ではない作品。

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価格 Blu-ray 19,000円、DVD 15,200円発売中
発売元 「モテキ」製作委員会
販売元 東宝