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39歳の小島よしおが語る「なぜドラゴンボール世代の僕が『鬼滅の刃』にハマったのか」

お笑い芸人・小島よしおさんアンケート結果コメント

『鬼滅の刃』の大ヒット、そして新型コロナウイルス感染症による外出自粛生活を受けて「少年マンガ」というジャンルが今さらに注目されている。

 そこで、『文春オンライン』では、「<アンケート>あなたが選ぶ『少年マンガ』ベスト1は?」を実施。10代から70代まで幅広い層の老若男女から投票が集まった。(#1ですべてのアンケート結果を公開中

 公式Twitterにて『鬼滅の刃』の必殺技と自身のネタを合体させた「裸の呼吸 壱ノ型」を披露して話題になった、お笑い芸人・小島よしおさんにこの結果について感想を聞いた。

『ドラゴンボール』、『SLAM DUNK』世代にして、無類の漫画好きだという小島さん。『ドラゴンボール』と『鬼滅の刃』に見た“ヒットの共通点”とは――。

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「誰しもやったと思うのが“かめはめ波を出す練習”ですね」

 ランキングに入っている作品はどれも読んだことあります。その中で1位はドラゴンボール……! 世代としてはやっぱり嬉しいですね。週刊少年ジャンプで連載している当時、僕は小学生だったんですけど、クラスの男子は全員読んでいました。今よりもずっとマンガ誌を毎週欠かさず買って読んでる人が多かったように思いますね。僕ももちろんも買うけど、単行本も集めてて。あと、ジャンプを分解して、ドラゴンボールのページだけを集めて本みたいに作り直しているツワモノもいましたよ。

 ドラゴンボール世代で誰しもやったと思うのが“かめはめ波を出す練習”ですね。みんなで何とか出せないかと、こうやって(かめはめ波のポーズをして)「かめぇえええ~」って(笑)。

 そんな“ドラゴンボールごっこ”を毎日してたら、同時にオカルトブームみたいなのもやってきて、クラスで「霊が見える子」が出てきたんです。いつも「あそこに霊がいる」って言い出すんですけど、やっぱりそいつもドラゴンボールにハマってるから「元気玉を……!」って、突然手のひらに力をこめはじめるんです。それで「だんだん手が固まってきた……! おら!!」って霊のいるらしい何でもない壁に向かって元気玉を投げたり(笑)。本当にみんなドラゴンボールが大好きでした。

小島よしおさん ©山元茂樹/文藝春秋

 ドラゴンボールで印象に残っているところは挙げ出すとキリがないのですが……。亀仙人が涼景山(フライパン山)の炎をかめはめ波で消し飛ばすところとか。あと、桃白白(タオパイパイ)が悟空暗殺のために、レッドリボン軍本部の建物から柱を一本取って、それに乗っかって聖地カリンに向かうシーンがあるんですよね。ドラゴンボールはそういうふとした場面がすごく印象に残っています(笑)。