ジャニーズ事務所所属タレント15組、総勢75名が参加する期間限定ユニット「Twenty☆Twenty」のチャリティーソング「smile」の配信が6月23日からスタートした。

 Mr.Childrenの櫻井和寿が作詞作曲を手掛けたこの曲は、新型コロナウイルス感染拡大防止「Smile UP!  Project」としてジャニーズ事務所が大々的に取り組んでいるプロジェクトの一環だ。そして、大勢のジャニーズタレントのなかで、歌い出しと数少ないソロパートを任されているのが歌唱力に定評があるKinKi Kidsの堂本剛(41)である。

SMAPとともに東日本大震災のチャリティーイベントに登場した際のKinKi Kidsの堂本剛 ©︎文藝春秋

 しかしそんな堂本が、自身がパーソナリティを務めるラジオ「堂本剛とFashion & Music Book」(bayfm78)では最近、情緒不安定な様子を見せ、ファンから心配の声があがっているのだ。

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メッセージを読み上げながら涙声に

「5月16日放送回で、剛くんは『(堂本の)ラジオを聴いていると繋がっているような気がして幸せ』というリスナーからのメッセージを読み上げている途中に涙声になってしまって。その後、看護師としてコロナ禍を過ごしているというリスナーの『(もう一度人生をやり直せてたとしても)看護師として働きたい』というメッセージを読み上げると、《この最後の思いはすごい……》と声を振り絞るように話した後、10秒以上沈黙が続きました。最後に剛くんは《すいませんね、いろいろと感極まっちゃって》と謝って放送を終えました。

 翌週の放送では冒頭で《なんで自分が泣いてんのか(中略)いろんな人たちが頑張って支えてくれてるんだなっていうことになんか感動しちゃって》《すいません普通に読めなかったです》と前週の涙について語っていました」(KinKi Kidsファン)

 そして約1カ月後、6月29日の放送でも堂本が涙する一幕があった。この回は、「一途に続けていること」というテーマで募集したメッセージを紹介している。

 堂本の健康を祈るため、毎日神社にお参りしているというファンのメッセージに対して、感極まった様子でこう語った。

《あの、ほんとに離れた場所でね、こんなふうにしてくれてる人がいるんだなぁと思ってすごく幸せだなぁと思って》

《ありがとうございますって思ったから……あの……なんていうんですかね……(中略)やはりこういう(祈りや感謝を伝える)場所というものは大事なんですよね。神様という存在、仏様という存在、ご先祖様という存在は、そういう意味で僕はとても大事だと思ってるんですね》