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休園前との違い② 「何かあってはならない」ゲストの意識の高さ

 再開初日(7月1日)に来園したゲストは、この日のチケットを入手するため十何時間もの激しいチケット争奪戦を勝ち残ってきたり、わざわざディズニーブランドホテルやディズニーオフィシャルホテルなどに宿泊しホテルの宿泊特典でパークチケットを購入した猛者揃い。 

 ゆえに、「パークに何かあってはならない」「ルールは守らなければならない」という緊張感がすごく、キャラクターが挨拶に来るミニパレードでもはしゃいだり声を出したりする方は非常に少なかったです。

 シンデレラ城前で行われるミッキーマウスたちの挨拶が終わった後もシーンとして拍手のみが響き渡る状態。これまで何回もパークを訪れていますが、こんな光景は見たことがありません。ゲスト側の意識徹底を垣間見た瞬間でした。 

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ゲストはほぼ無言でキャラクターを観賞。かけ声などはほぼなく、過去に見たことがないほど周辺が静まりかえっている状態 

休園前との違い③ 並ぶ時間が圧倒的に短いアトラクション

 7/3、7/16の両日で東京ディズニーシーへ行き、一番人気の呼び声高い「ソアリン:ファンタスティック・フライト(以下:ソアリン)」へ搭乗してきました。 

 入場できる人数が制限されていたので、休園前であれば3時間から、長いときは6時間待ちは当たり前だったソアリンでさえ7月3日の時は最長45分待ち。実際並んで時間を計ったら20分程で乗り場に到着するという過去に類を見ない待ち時間、ソアリンに次ぐ人気のアトラクション「トイ・ストーリー・マニア!」も待ち時間が10分と驚愕の短さでした。 

 日が経つにつれ、連日のように当日券が販売されるようになったこともあり、徐々に人出が増えてきて、7/16に足を運んだ際はソアリンの待ち時間は75分。ソーシャルディスタンスを保ちながら並ぶこともあり、アトラクションの最後尾はアラビアンコーストまで延びる勢いになっていました。

 しかし、長さの割にはすいすいと進むので、休園前に比べたらやはり圧倒的に待ち時間が短いのは3日と変わりません。その他に関しては5分~30分程度で乗車できるのでアトラクション好きの方には天国かも知れないですね。 

上掲が7月3日、下掲が7月16日の同時間に撮影。当日券販売によりゲストが倍以上増えている分アトラクションの待ち時間も倍増