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――上原さんのご家族は結婚に何といわれましたか?

上原 もう呆れ返っている母は、私の人生について、なんていうのかな……自分の理解の範疇を超えているみたいです。だから「好きに、幸せにやってください」という感じです。結婚も「何度でも、好きにすれば」みたいに呆れちゃっていますが、夫と会ったときは、「(娘と結婚して)本当にいいんですか?」と話していました。

――結婚後、披露宴はされたんですか?

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上原 披露宴はしていないです。ドレス何回着るんだって話になりますよね(笑)。写真はいつか撮りたいと思っていますけど、私みたいに何回も結婚する人って、多分すごい段取りが良くなるんですよ(笑)。きっと指輪選びから、ドレス選びも、もう新鮮味がない。どこで撮ればいいとか、どこが安いとか……もうそういうのは嫌だと思って。わからないですよね、何回もやらないと……。

結婚生活は我慢っていう結婚観はない

――12月の結婚は3度目と報じられていましたが、その後、「実は、今回の結婚は4回目だった」という報道もありました。実際のところ、今回の結婚は何度目なのですか?

上原 5度目かもしれないですよ(笑)。たぶん、ほとんどの皆さんが結婚は1回だけだから、「1回が大事」みたいに考えると思う。でも、1回離婚すると、やっぱり嫌な相手と無理している必要がない、って思うんですね。「じゃあ結婚をしなきゃいいじゃん」「事実婚でいいじゃん」って声もあるんですけど、「結婚してくれる?」って言われたら、なんか嬉しい感じがするんですよ。

 もちろん結婚しないって言うんだったら、結婚しなくてもいいんです。お付き合いするだけでも。私が本音で思っているのは、ずっと一緒にいたいということです。

©︎文藝春秋

 ただ、離婚って私だけの気持ちだけで決められることじゃないので。もしかしたら相手に「離婚したい」って言われる可能性も全然あるので。「買い物に行って『あ、買っちゃった』みたいな感じで結婚してるんでしょ」って、私をディスったりする人もいる。でも私自身は、「一生好きです」って思って結婚するんです。「独占してください」って気持ちです。でも何か違くなっちゃうんですね、お互いに。