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「相当叩かれましたが戦い続けていましたよ。まあ見ていてください」小泉進次郎日本変革への決意

小泉進次郎氏インタビュー #2

source : 提携メディア

genre : ニュース

note

小泉氏:
大臣になってから環境省で「クールビズの期間なんか関係ない。暑いとき寒いとき、何月から何月までといったことまで決めるのではなく、大人なんだから『ネクタイをする、しない』、『何を着る、着ない』は自分で決めていい」といいました。その根底にある想いは、日本の社会はもっと自分のことは自分で決める社会、成熟した社会にしていかなくてはいけないと。周りがこうだからこうしか動けないという社会を、僕は変えていきたいと思っているんです。

――国会にはまだまだ不可解なルールがたくさんありますね。

小泉氏:
コロナで3密を回避しましょうといいながら、3密なのは国会ですよ。

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さらにこういう状況下でも、委員会で質問が無いのに、大臣が7時間もずっと座り続けなければいけないこともまだ変わらない。これだけ変わらない国会をどれだけ変えるか、今後僕はどんな立場であっても、全力を尽くしてやってきたいと思います。国会が変わらなければ、デジタル化も本当に進まないし、国会を変えることは日本を変えることだと、多くの方に理解して頂けるんじゃないですかね。

国会改革をどの立場であっても、全力を尽くしてやっていきたい

改革マインドをもった仲間達と政治をやっていきたい

――さらに答えづらい質問になりますが、拙著『小泉進次郎 日本の未来をつくる言葉』の中で、小泉大臣が総理になるために必要な最低条件として3つ挙げたんです。その1つが結婚、もう1つが閣僚経験。

小泉氏:
うん(笑)。

――で、もう1つが自分の派閥を持つ、と書いたんですが、そうしたら何とこの1年で既に2つ達成したんです。

小泉氏:
ははは。

 

――3つめの条件ですが、党に戻ったときに小泉派なのか、どこかの派閥に入るのか。これはどうするつもりですか。

小泉氏:
うん。まあこれは、総理になるかならないは別にして、この人を支えようと思ってくれる仲間がいるかいないかは、政治家として政策をしっかり実現出来るかにとって、死活的に重要なことです。ありがたいのは、様々な活動でいままで一緒に戦ってきた戦友がいます。その戦友と共有しているのは、改革できる、風穴を開けられるところはどこだろうと、常に探しているんですよ。このマインドを持った仲間達とは、どんな立場であれ、改革マインドを持った政治をやっていきたいと思っています。